ルーレットは運勝負?半分正解で、半分間違いです

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ルーレットはご存知でしょうか。 簡単に言えばルーレットを回してボールを入れ、ボールが入る色や数字を当てるゲームです。 色々な賭け方が出来ますが、どんな賭け方をしても大よそ期待値は95%ぐらいです。

だからルーレットは運勝負と考えている人が多いのですが、必ずしもそうとは限りません。 ルーレットで遊ぶ際に考えるべきことをお話したいと思います。

ルーレットの遊び方

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まずはルーレットのルールについて説明します。 別に難しいことは何もなく、言ってしまえばディーラーが投げた球がどこに入るかを当てるゲームです。 なので覚えることはどのように賭けられるかぐらいの簡単なゲームです。

ルーレットは赤黒の色分けがされた1~36の数字があります。 加えてヨーロピアンルーレットなら0、アメリカンルーレットなら0と00があります。 この0・00は赤でも黒でもない、いわゆる外れ枠です。

シートの0~36までの数字が書いてある場所をインサイド、それ以外の場所をアウトサイドと言います。 どこに球が入るかを予想して、このシートにチップを置いてベットする訳です。

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インサイドは数字上にチップを置いた一点賭けと、境界線上にチップを置いて複数賭けができます。 例えば1-2の間に置けばその二点、17-18-20-21の中央に置けば四点、行や列にもベットできます。

アウトサイドは数字の範囲、奇数と偶数、色に賭けることができます。 色々な賭け方がありますが、配当はどれも0・00を除外しての確率通りです。 例えば数字の一点賭けなら36倍、色に賭ければ2倍です。

なので0や00が出た時はそこを一点で当てないと没収されます。 これがルーレットの胴元の取り分となっており、期待値はヨーロピアンルーレットは97.5%、アメリカンルーレットは95%程度になります。

基本進行

まずディーラーがベットを促せばベット開始です。 基本的にこのタイミングでベットを終わらせます。

大よそのベットが終われば、ディーラーがホイールにボールを投げ入れます。 ぐるぐる回っている間もまだ暫くはベットは可能です。

徐々にボールの速度が落ちて来ると、ディーラーが「No more Bet」の合図でそれ以上のベットを止めます。 やがて失速したボールがホイールに落ちていき、その結果に応じてチップの払い戻しがされます。 以上がルーレットの基本ルールです。

ルールを見る限りは確率通りに進行しそうですが、しかし実際は確率通りにいかないかもしれないのがルーレットの面白さであり奥深さです。 確率通りの結果に収束するには相当数の試行回数が必要になるとかそんな数学的な話ではなく、ディーラーに左右されるケースがあるのです。

確率以外の要素の介在

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あなたは3万円を握り締めてルーレットの前に来ました。 目標はこれを100万円に増やすことです。

この時、最初のゲームでいきなり100万円を狙うのは確率的に考えて悪い選択ではありません。 長くゲームを続けるほど確率通りに収束していくので、初回一発勝負はむしろ英断と言えます。

それでは適当な数字に一点賭けで所持金をオールインした場合で考えましょう。 当たれば108万円になりますが、当たる確率はどれぐらいだと思いますか?

単純な確率を計算すると1/38で2.6%ぐらいです。 しかし馬鹿正直にこんな賭け方をした場合、この確率通りには勝てないケースが出てきます。 具体的にはディーラーの操作により外されます。

ルーレットの数字は基本的に赤と黒に塗られていますが、0・00は緑色で塗られています。 特別な意味を持つ数字なので色分けされていると思いがちですが、実はこれディーラーが投げ分ける時の目印にもなっています。 高速回転するルーレットのどこが何番なんてのは見えませんが、緑色の位置は目で追えます。

ルーレットは同じタイミングと力で投げれば、ボールは同じ数字に落ちます。 そのボールを投げ入れるタイミングを緑色を目印にして測っている訳です。 完全にピタリと入れるのはプロディーラーと言えど至難の業ですが、1/4の範囲ならそれなりの確率で狙える、熟練のディーラーなら狙った数字の前後三マスを狙えると言われています。

もちろんディーラーにそんな操作をされてはお客さんはたまったものではないので、ルールによって制限されていることが多いです。 例えば大きなカジノでは「ディーラーはボールを投げ入れる時にルーレットを見てはならない」と設定されていることが少なくありません。

しかしディーラーの縛りがない店もあれば、お客さんの視線が切れた時を狙うディーラーもいます。 特に大金がかかると視線はルーレットやチップに向かうため、ディーラーが狙って入れてくるなんてこともあり得るのです。

そんな時に大金を一点張りなんて目立つ賭け方をした場合、外されて終わってしまいますよね。 これがルーレットが確率通りの結果にならない理由です。

このような一発勝負をする場合、気配を消してディーラーが球を投げ入れた後に賭けると良いとされています。 一旦投げてしまった後は操作できませんから、これで完全な確率勝負となります。

ルーレットの戦略は、大きく賭けた人間の影で小さく張るのが基本となっています。 胴元が当たったら損をする数字を外して小さく張れば、当たりの確率が上がるという訳です。

実際問題ディーラーがどこまで目の操作や思考をしているのかは分かりません。 特にしっかりしたカジノではゲームの成績でディーラーの給料が上がるって訳でもないですからね。 風評被害を防ぐためにそういった小細工を好まないことも多いです。

しかしプレイヤーからしてもルーレットをただ単純な確率勝負として見るよりも、このように戦略立ててプレイした方がゲームとして楽しいものです。 ルーレットで遊ぶ際には折角ですからディーラーとの駆け引きを楽しみましょう。

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