SNSでの住所バレ、一体どうやって特定しているのか

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twitterやfacebookなどのSNSが発達して、日記のように使う人も増えてきました。 その中で怖いのが住所を突き止められてしまう「住所バレ」です。

自分はそんな情報を出したつもりはないのに、なぜかネット上に住所を書き込まれてしまった。 自分に近い知人が書き込んだのだろうか?と疑心暗鬼になってしまいますね。

その可能性もあるのですが、SNSを日記のように使っていた場合は第三者でも住所を割ることができる場合が割と多いです。 どのようなことが住所バレに繋がるのか見てみましょう。

住所の特定は日ごろあなたから出る情報の積み重ね

sns

住所の特定はあなたやその周りから出る情報の積み重ねです。 ひとつひとつは大したことのない情報でも、集約させることで分かることもあるのです。

なので「コレでバレた」ではなく、積もり積もってバレているのです。 特定に繋がる情報群の一例を挙げていきましょう。

画像のExif情報から

画像ファイルはExif情報という詳細情報を保持しており、その中に「GPS情報」という写真を撮った時の緯度・経度情報が記録されています。 写真は住所を中心とした場所で撮る場合が多いので、毎日写真を上げるような人はExif情報だけで活動範囲が絞れてしまいます。

なおtwitterやFacebookなど大手SNSでは画像のExif情報は自動で消してくれるようになっています。 しかし個人サイトやブログなどは注意した方がいいでしょう。

Exif情報はカメラの他に写真をアップロードするアプリから付けられることもあります。 カメラのGPSを切っただけでは根本的解決にならない場合もあるので注意しましょう。

Exif情報はWindowsであれば[画像を右クリック]→[プロパティ]→[詳細タブ]で確認できます。 自分がアップロードした画像に変な情報が紛れていないか、一度確認しておいた方がいいでしょう。

日ごろの何気ない発言や画像から

日記的な用途でSNSを使う場合、どうしても自分の生活圏周辺の話や画像が多くなります。

「今日はハチ公前で待ち合わせ」「原宿で買い物」などの発言や画像が多ければ、関東住まいなんだろうと予想できます。 これが月に1度ぐらいの頻度であれば渋谷・原宿が好きな栃木県民かもしれませんが、連日こういった話が出ればもう生活圏がその周辺なのだろうと予測できます。

また「今日は雨だ」などの天候の呟きも住所特定の一助となり、これが積み重なれば過去の気象データと照らし合わせての分析が可能です。 特に「警報で休み」「大雪」などの珍しい気象情報は分析の精度を高めます。

学校や地域のイベントから

学校や地域などのイベントは周辺地域と被らないように設定されていることが多いため、こういった情報が出ると一気に特定が進んでしまいます。 例えば創立記念日が同じ学校はそうないため「今日は学校の創立記念日で休み」なんて言ってしまうとかなりの精度で学校を絞り込めてしまいます。

住んでいる大よその地域が分かっていれば、これが絞り込みの決定打になってしまうこともあります。

近所の風景から

自宅周辺の風景、例えばベランダからの眺めをアップするのは危険です。 近所に住んでいる人であれば分かってしまいますし、そうでなくても建物や自然物の配置は特定への大きなヒントとなります。

ある程度当たりを付けてGoogleMapで根気よく探されたり、また最終的には答え合わせとして現地で確認されたりします。

不動産情報から

部屋の間取りが割れていた場合、不動産屋のホームページなどからも絞り込むことができます。 またゼンリン住宅地図プリントサービスにより、居住者の名前が書いた地図(有料)を手に入れることも可能です。

これらは住所がある程度狭い範囲に絞れていないと使えない手ですが、絞れていると決定打となる可能性があります。

IPアドレスから

知らない人から「この犬かわいいですよ」などと外部サイトへのリンクを貼られるのは珍しいことではありません。 しかしこれ、あなたのIPを抜くための行為かもしれません。

サイトの運営者は閲覧者のIPを取得できます。 そしてIPはホスト情報を持っており、ホスト情報にはアクセス者の位置情報が含まれることがあります。

なおIPアドレス単体であれば分かるのは県よりもう少し狭いレベルで、市までは特定できないってところです。 決定打にはなりませんが、重要な情報の一つではあります。

交友関係から

友人と一緒にイベントや食事をした場合、お互いSNSをしていれば同じ場所での食事の写真をアップすることになります。 一度だけなら偶然かもしれませんが何度もとなればそれなりに親しい関係だと分かり、その交友関係からあなたの属性がある程度分かります。

またあなた自身は出していない情報でも、友人側が公開していて分かることもあります。 例えばあなたは通っている学校の情報を出していなくとも、交流している友人たちが公開している事は珍しくありません。 そうやって周囲の人間からあなたの属性が分かる訳です。

学校、仕事、趣味、所属団体、住所など、本人に加えて交友関係と照らし合わせれば、どんどんあなたの情報が判明していきます。

本人や友人を装って

あなたや周辺の人物から直接情報を引き出す手もあります。 「今ログインできない状態なんだけど」と言いつつ本人や友人を装って情報を求めます。

そう簡単に信じることはできなくても「週末のイベントで使う」など、自分たちしか知らない情報と絡めてくれば信じてしまいますよね。 でもその情報はあなたや周囲の人間がSNSで出したものかもしれません。

上記は一例ですが、これらの情報が積み重なるほどに身分・活動範囲・住所などを高い精度で割り出すことができるのです。

別に住所がバレても問題ないという発想

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普通にSNSを使っていれば、自分の情報がある程度露出してしまうのは避けられません。 前項に書いたことを全て避けるのは無理ですし、露出させる情報に気を配ったりフェイク情報を混ぜるなどの対策をわざわざしたくもないでしょう。

SNSでやろうと思えば住所ぐらい割り出せる人は結構多いように思います。 そういった人の住所が割り出されていないのは「わざわざやろうと思う人がいない」からです。 それなりに労力がかかる反面、別に良い事がないですからね。

住所がバレたからと言って即災難に見舞われる訳でもありません。 あなたの住所を知ってる人なんて沢山いますし、調べようと思えば調べられる人はもっと沢山います。 しかしあなたは支障なく日常生活を送れていますよね。

あなたに対して強い感情、例えば恨み・嫉妬・反感を持つ人であれば話は変わります。 また多数の敵を作る真似をした場合、集団で攻撃するターゲットにされてしまうこともあります。 しかしながらネットで普通に振舞っていれば、そのような事態を招くことはほぼありません。

つまりは住所バレを防ぐよりも「ネットで敵を作るような真似をしない」意識が肝要なのではないでしょうか。 そうすれば大多数の人間と同じく、わざわざ住所を割りだそうとは思われませんし分かった所で被害を受けることもありません。

沢山のファンを持つ芸能人や有名配信者、また狙われやすい若い女性などは少し気を配るべきかもしれませんけどね。 ただネットを使わなくても住所の特定はできますし、そういった強い動機を持つ人を通常の対処でどうにかするのは難しいです。 この辺はあまり神経質にならず、ある程度の開き直りが必要なのではないでしょうか。

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