ニホンザル|世界で最も北に生息するサル

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名称(学名)ニホンザル (Macaca fuscata)
身体体長:50~60cm / 体重:10~15kg
生息地日本の森林地帯
食性草食寄りの雑食で、植物の実や昆虫などを食べる

ニホンザルの特徴

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ニホンザルは日本固有のサルです。 一部地域では天然記念物指定されており、観光地の名物として人気です。

顔と尻が赤いのが特徴ですが、これは皮膚が薄く血の色が透けて見えるためです。 子どもの頃は色が薄く、成長するにつれて顔と尻が赤くなります。 お尻の色で互いを識別し、尻が赤いほどモテます。

外国人からも大人気のニホンザルですが、それには理由があります。 ヨーロッパ・北アメリカ・オーストラリア・ロシアなどにはサルが生息していません。 サルは基本的に熱帯~亜熱帯の熱帯雨林に住む動物で、雪の降るような寒い場所にいるのは大変珍しいのです。

特に長野県の地獄谷野猿公苑にいる温泉に入るニホンザルは世界的な人気を集めています。 寒い冬に温泉に入って暖を取るサルの画は、どこかほっこりさせられます。 ただし二ホンザルが温泉に入るのは人間が仕込んだためで、本来そのような習性は持っていないようです。

ニホンザルの生態

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生息地

ニホンザルは日本の森林地帯に群れで生活しています。 群れは季節ごとにエサのある場所へ移動し、数十㎢ほどの範囲で行動します。

普段の生活

昼行性で日中はエサを求めて活動します。 草食寄りの雑食で、果実や木の実などを主に食べますが、他にも昆虫・小動物など何でも食べます。 手先が器用で、水辺のものは魚を掴みどりすることもあります。

夜になると樹上などに登って安全な場所で寝ます。

繁殖と成長

繁殖期は秋~冬で、半年ほどの妊娠期間を経て1子を出産します。 妊娠周期は2~3年に1度です。

子は1年ほど授乳して育ち、5年ほどで成熟します。 成熟するとメスは群れにそのまま留まりますが、オスは別の群れに異動します。 寿命は20~30年ほどです。

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