コウノトリ|人家の屋根や煙突に巣を作ることもあります

ciconia-boyciana
名称コウノトリ (Ciconia boyciana)
身体体長:100~120cm / 翼開長:200cm / 体重:5kg
生息地東アジア、ヨーロッパ~北アフリカなど
食性肉食で魚や小動物を食べる

コウノトリの特徴

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コウノトリは水辺に生息する大型の首の長い鳥です。 長くとがった赤いクチバシ、長い首、赤くて長い足が特徴です。

高所に巣を作る習性を持っていて、人家の屋根や煙突にも巣を作ることがあります。 「赤ちゃんはどこから来るの?」の返しに「コウノトリが運んでくるんだよ」という小話がありますが、コウノトリが煙突に巣を作った時の話が元になっています。

ヨーロッパのとある夫婦は中々子を授かりませんでした。 そんなある日、夫婦の家の煙突にコウノトリが巣を作って卵を産みます。 もしも暖炉を使うと卵もダメになってしまうので、夫婦は寒い中暖炉も焚かずに見守りました。

その甲斐あってコウノトリは無事卵から産まれて、巣だって行ったのです。 するとその恩返しなのか、夫婦は子を授かりました。

この話がもとになり、コウノトリは赤ちゃんを運んでくると言われるようになったのです。 他にもキャベツ畑から取れるなんてのもありますが、こっちの方が良い話なので子どもの教育にも良い気がします。

日本の野生種は絶滅

コウノトリは大きく分けて東アジアに生息しているものと、北アフリカ~ヨーロッパに生息しているものがいます。 北アフリカ~ヨーロッパ側のコウノトリは沢山いますが、アジアにいるものは数千羽しかおらず、絶滅の危機に瀕しています。

東アジアのコウノトリの主な生息域は中国で、夏は中国東北部、寒くなると中国南部に渡ります。 昔は日本にもよく見られましたが、明治時代の乱獲や国の開発によって数を大きく減らしました。 1956年には絶滅寸前に追い込まれ、特別天然記念物への指定や「コウノトリを保存する会」などの保護活動もありましたが、1971年に野生種は絶滅してしまいました。

今は兵庫県でコウノトリを繁殖させて野生に帰す試みがされています。

コウノトリの生態

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生息地

北アフリカ~ヨーロッパ、東アジアなどに群れで生息しています。 渡り鳥で冬は比較的温暖な場所で繁殖活動を行い、数か月で子が巣立ちを迎えると北上して春を告げます。

普段の生活

肉食で昆虫、小動物、水生生物などを食べます。 草刈りをする人間の後を付いてきて、飛び出した昆虫を食べることもあります。

繁殖と成長

1月頃に巣作りと繁殖活動を行い、1か月ほどの妊娠期間を経て2~7個の卵を産みます。 卵はオスとメスで交替で温め、ひと月ほどで孵化します。

2か月ほどの子育ての後に巣立ちを迎え、子は半年ほどで親から独立して成熟します。 寿命は30年ほどで長生きです。

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