日本の国土は狭くないし、排他的経済水域は世界屈指の広さ

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日本は面積の小さな国という印象を持っている方が少なくありません。 確かに中国・アメリカ・ロシアなどの広大な面積を持つ国と比べれば小さいです。

しかしながら狭いと言うほど小さい訳ではありません。 240余ある国の中で62番目の面積を持ち、G7の中で見れば丁度真ん中である4番目に位置する程度には国土が広いのです。

日本の国土は狭くはない

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まずは日本および関係の深い国の国土の広さを見比べてみましょう。

順位国名面積(㎢)
1ロシア1700万
2カナダ1000万
3中国960万
4アメリカ950万
5ブラジル850万
50フランス55万
62日本38万
63ドイツ36万
72イタリア30万
80イギリス24万
109韓国10万
244バチカン0.4

流石に広大な面積を誇る国と比べ物にはなりませんが、日本は言うほど小さい訳ではない事が分かります。 全体の上位1/4ぐらいにギリギリ入る程度には大きく、欧州の主要国と比べても遜色ありません。 お隣さんの韓国と比べれば4倍近くの国土があります。

これで「日本は狭い」なんて言っていたらバチが当たりますよね。 それではなぜ日本が狭いなんてイメージが付いたのでしょうか。

ひとつは比較対象が大きすぎるからでしょうか。 近くにあるロシアや中国、関係の深いアメリカと比べると日本の面積は数十分の1です。 これらの国と比べればそりゃ狭いですが、そんなことを言ったら大抵の国は狭いです。

もう一つは日本が島国であることが挙げられます。 日本は6800余もの島を保有しており、総面積はそれなりにあっても島のひとつを取り上げれば小さく感じてしまうかもしれません。

しかしながら日本最大の島である本州の広さは22万5000㎢あり、これだけで韓国と北朝鮮を合わせたぐらいの面積があります。 ヨーロッパで言えばイギリスとほぼ同じ広さです。

北海道はオーストリアと同じぐらい、九州はオランダと同じぐらい、四国はニューカレドニアと同じぐらいです。 つまり主要な島四つだけでイギリス、オーストリア、オランダ、ニューカレドニアを合計した以上の国土を持ちます。

そんな訳で日本は言うほど狭い訳ではないのです。 そりゃあアメリカや中国と比べれば狭いかもしれませんが、日本は狭いなんて世界に向けて言ったら「いやうちの方が狭いよ」と返ってくる国の方がずっと多いのです。

日本は海岸線がとても長く排他的経済水域がとても広い

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日本は面積の割に海岸線がとても長く、海岸線の長さランキングにおいて世界第六位に位置しています。 これは日本の25倍もの国土を誇るアメリカや中国よりも長いです。

面積と比べて海岸線が長いということは島が多いという事です。 しかも日本の保有する島は離島が多く「こんな島まで日本なのかよ」と言いたくなるような離れた場所にも島があります。 これは領海および排他的経済水域の広さに関係してきます。

国土から12海里までの海は領海、国土から200海里までの海は排他的経済水域となります。 その排他的経済水域の広さを見た場合、日本はなんと世界8位の広さを誇るのです。 実はこれ、日本の25倍もの国土を誇る中国よりも広いんですね。

日本は資源がない国なんて言われることもありますが、そんなことは全然ありません。 本当に資源がない国って海も無ければ真水も少なく土壌の栄養は乏しくまともに農作物も育たないんですよ? 日本が言って良い言葉ではないのです。

そんな訳で日本は国土が意外に広く、とても広い海を領有しているという話でした。

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