球技の球速ランキングー最速はバトミントンの493km/h

バトミントンの球をアタックをするネコ

球技では球の速さが重視されることが多いです。 例えば野球のピッチャーはどれだけ速い球を投げられるかが評価のポイントになっています。

ならば様々な球技を比べればどれが速いのかと、主な球技10種の最高球速を調べてみました。 中には最速ではない可能性のものもありますが、ひとつの目安としてご覧ください。

卓球:116km/h

卓球の最速は、2016年にルーカス・ブドネル(ポーランド)が記録した116km/hです。

今回調べた球技の中では一番遅い数値ですが、卓球は相手との距離が約3mと非常に近いスポーツです。 その分球が到達するまでの時間が短いので、要求される反射神経の水準は最も高いと言えます。

参考:Fastest table tennis hit (male) | ギネス世界記録

サッカー:129 km/h

サッカーの最速は、2001年にフランシスコ・ハビエルガランマリン(スペイン)が記録した129km/hです。

サッカーは選手が自由に動き回る自由度の高いスポーツなので、そんな中でこんな速度のシュートが飛んで来たらとても反応できませんね。

参考:Fastest football kick | ギネス世界記録

バレーボール:134km/h

バレーボールの最速は、2018年にイバン・ザイツェフ(イタリア)が記録した134km/hです。

バレーコートは18mなので、サーブから0.5秒ほどで到達する計算になります。 動画ではコースも厳しいこともあって、ほとんど反応できていませんでした。

参考:Ivan Zaytsev Serve 134 Km/h!! | Volleyball National League - YouTube

ソフトボール:135km/h

ソフトボールの最速は、アダム・フォーカード(オーストラリア)のMAXと言われる135km/hです。 (正式な記録や動画が見当たりませんでした)

似た球技である野球と比べて若干球速は落ちますが、その分ピッチャーと打者の距離が近いです。 そのため打者の体感速度は野球よりも上と言われています。

ハンドーボール:140km/h

ハンドボールの最速は、ラス・アンダーソン(デンマーク)が記録した140km/hです。

ボールがとても大きいハンドボールで140km/hなんて速度が出るのですね… 動画ではキーパーはコースを読んでいた感じですが、それでもあまりの速さに追いつけなかったように見えました。

参考:Andersson's 140km/h shot! | Barça Lassa vs. PGE Vive Kielce - YouTube

野球:169.14 km/h

野球の最速は、アロルディス・チャップマン(キューバ)が記録した169.14km/hです。 球場記録では170km/hを計測したこともありますが、テレビとPITCHf/xの計測では遅かったため非公式記録となりました。

この時の打者トニー・グウィン・ジュニアは「目の前を通り過ぎるまで見えなかった」とコメントしています。 ちなみにチャップマン選手は80km/h台のチェンジアップを投げることもあり、ストレートとの速度差はとんでもないものがあります。

参考:Fastest baseball pitch (male) | ギネス世界記録

アイスホッケー:177km/h

アイスホッケーの最速は、デニス・クリャシュ(ロシア)が記録した177.5 km/hです。

アイスホッケーの球は小さい上に速いですが、その分ゴールのサイズは1.22m*1.83mと狭く作られています。 そのためキーパーのセーブ率は8~9割と高いです。

参考:Fastest ice hockey shot | ギネス世界記録

テニス:263km/h

テニスの最速は、サミュエル・グロス(オーストラリア)が記録した263 km/hです。

テニスコートは23.77mなので、サーブからバウンドまで0.1~0.2秒といったところでしょうか。 とんでもないサーブの持ち主ですが、記録を出した試合では敗れています。

参考:Fastest serve of a tennis ball (male) | ギネス世界記録

ゴルフ:349.38km/h

ゴルフの最速は、2013年にライアン・ウィンザー(アメリカ)が記録した349.38km/hです。

ゴルフで球速はあまり関係ないように思えますが、遠くまで飛ばすにはそれだけ球速が必要になります。 ただ遠くに飛ばせば良いというスポーツではないので、プレイ時の球速はこれと比べて大きく落ちます。

アメリカのトッププロが集まるPGAツアー2019の統計データでは、ドライバーの平均球速は約269km/hとありました。 試合ではただ思い切り打てば良いという訳ではないので、この辺りに収まるようです。

参考:Fastest golf drive | ギネス世界記録

バトミントン:493km/h

バトミントンの最速は、2013年にタン・ブンホン(マレーシア)が記録した493km/hです。 これは球技最速記録でもあります。

ただしこの記録は試合の中で計測されたものではなく、一般的ではない計測方法で計測されたものです。 試合中の記録は、2017年にマッツ・ピーラー・コリング(デンマーク)が出した426km/hになります。

なおバトミントンの羽根は空気抵抗を受けやすい形状のため、距離を進むごとに大きく減速します。 コートの端から端まで13.4mを300km/hで進むと0.16秒で到達する計算になりますが、実際には0.4秒ほどかかります。

参考:Fastest badminton hit in competition (male) | ギネス世界記録
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