犬は汗をかかない?いいえ足の裏から汗かいてます

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暑くなると人間は体中から汗が噴き出ます。 汗かきなんて上着からズボンまでぐっしょりです。

でも犬は暑くてぐったりしていても汗をかいていないように見えます。 しかし全くかかない訳ではなく、人間に比べれば少量ですが汗をかいているのです。

犬は脂汗をかいていた

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体には「エックリン汗腺」と「アポクリン汗腺」の2種類の汗腺があります。 普段我々が「汗」と呼んでいるのはエックリン汗腺から出る汗で99%が水分です。

人には体中にエックリン汗腺があり、暑くなると体温を下げようとしてここから水分が噴き出ます。 対して犬のエックリン汗腺は鼻の頭と足の裏ぐらいにしかなく、あまり汗をかけません。

だから一見すると犬は汗をかかないように見えますが、実際は少し違います。 実はもうひとつのアポクリン汗腺から汗をかいているのです。

アポクリン汗腺は我々が「脂汗」と呼んでいる汗です。 8割が水分、残り2割はタンパク質や脂質、アンモニアなどが含まれています。 含まれている成分から分かる通り、ベタベタして臭う汗です。よく言えば「フェロモン」とも呼びます。

犬はエックリン汗腺がほとんどない代わりに、アポクリン汗腺が体中にあります。 暑くなると脂汗をかいているのですが、アポクリン汗腺からは少量の汗しか出ません。 だから一見すると汗をかいていないように見えるのです。

アポクリン汗腺からの汗は分泌量が少ないため、あまり体温調節には使えません。 だから犬は代わりにパンディングと言って、舌を出して「ハァハァ」と呼吸することで体温を下げています。 しかし人と比べると体温調節が苦手で暑さには弱いです。

ちなみに猫も犬と同じようにエックリン汗腺が一部にしかなくアポクリン汗腺から汗をかきます。 暑いときは体を舐めて気化熱で体温を下げようとします。

犬も猫も人が思っている以上に暑さに弱いです。 猫はそれでもいくらかマシなんですが、一部の犬は特に注意が必要です。 鼻が短くパンディングが苦手で体温の調節が苦手、厚い毛に覆われている、ずんぐりした体形で熱を体にため込むなど犬種特有の問題があります。

日本は暑い地域が多いので、パグ、ブルドッグ、シベリアンハスキーなど暑さに弱い犬を飼うときは注意が必要です。 夏は毛を短く整える、犬を涼しい場所に置くなど対策してあげましょう。

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