関西に伝わる恐怖の伝説!カーネル・サンダース像の呪い

colonel sanders

チキンでお馴染みの大手チェーン店・ケンタッキーフライドチキンでは、店前にはカーネルサンダース像がよく置かれています。 KFCに行く人を笑顔で迎えてくれるカーネルおじさんはKFCのマスコットキャラと言っても過言ではありませんね。

そんなカーネル・サンダース像ですが、関西には恐ろしい伝説が伝わっています。 「カーネル・サンダース像の呪い」として、今なお関西を苦しめているのです。

カーネル・サンダースの呪い事件

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関西ではカーネル・サンダース像にまつわる恐ろしい伝説「カーネル・サンダースの呪い」がまことしやかに囁かれています。

関西において熱狂的な人気を誇っている阪神球団は、優勝すると関西中が大盛り上がりします。 1985年に阪神がリーグ優勝すると、喜んだ一部の阪神ファンたちは道頓堀川へとダイブしていきました。

関西では阪神優勝や新年のお祝いなどの際、喜びの表現としてしばしば道頓堀川へのダイブが行われてます。 しかし道頓堀川は尋常ではない汚さの上に水深が浅いので飛び込みは危険な行為であり、過去に死者も出しています。道頓堀へ飛び込むのは止めましょう。

それだけならよかった(よくない)のですが、近くにあったケンタッキーフライドチキンの店前にあったカーネルサンダース像を道頓堀に投げ込む人まで出てきました。 カーネルおじさんを当時阪神に在籍していた最強の外国人助っ人ランディ・バースに見立てて投げ入れたとの見方がありますが定かではありません。投げ込んだ犯人は不明であり、川に投げ込まれたカーネルサンダース像もまた行方不明となりました。

するとその翌年から阪神球団の成績は振るわなくなりました。 翌年は3位でまだ良かったですが、それから6位、5位、6位、6位とビリ争い常連の弱小チームと化してしまったのです。

1986年以降阪神の順位は低迷し続け、2年に1回は最下位になってしまうような有様でした。 そして関西では「この阪神の転落具合は道頓堀川に沈められたカーネル・サンダースの呪いによるものではないか」とまことしやかに囁かれるようになります。

それから何年たっても阪神の成績は低空飛行を続け、阪神ファンの間では「道頓堀川からカーネルを救いださんと阪神優勝は無理や」とまで言われるようになりました。 関西での視聴率99%(肌感覚)を誇る人気番組「探偵ナイトスクープ」でカーネルおじさんの救出企画が何度か持ち上がり、ダイバーが道頓堀川に潜って必至の捜索をするも、それでもカーネル・サンダーズ像は見つかりませんでした。

結局阪神のリーグ優勝は17年後の2003年にまで持ち越され、その間実に半分以上の順位が最下位という体たらくでした。 そしてカーネルサンダース像は未だ行方不明のままでした。

更に時は流れて行方不明になってから24年後の2009年、道頓堀から300mほどの下流でついにカーネルサンダース像が発見されます。 これは関西で広くニュースになり、像は住吉大社にて修復作業とお祓いが行われ、阪神ファンはようやく呪いが解けるのかと安堵しました。

しかし像が見つかった2009年から現在2018年まで、阪神はリーグ優勝も日本シリーズ優勝していません。(※クライマックスシリーズで勝ち抜いたことはあります) というか2018年現在、日本一になったのはカーネルサンダース像が投げ入れられた1985年の一度きりです。 まだ呪いは解けていないのでしょうか…

カーネル・サンダースの豆知識

kfc

カーネル・サンダース像はケンタッキー・フライドチキンの創業者であるハーランド・デーヴィッド・サンダース氏をモデルとした人形です。 カーネル(Colonel)とはケンタッキー州に貢献した人に与えられる名誉称号で、社名のケンタッキーはケンタッキー州にあったことに由来しています。 氏は65歳にしてKFCを作り上げ、巨大チェーンにまで成長させた人物として有名です。

サンダース氏の生涯は苦難の連続でした。 20代の頃は周囲とソリが合わなかったり、どうにもならない事情があったりで職を転々としていました。

30歳で始めたガソリンスタンド業がようやく軌道に乗り、その傍らで開いた「サンダース・カフェ」が人気を博します。 ガソリンスタンドを売却してカフェ業に注力し、更にホテル業を始めて一定の成功を収めましたが、49歳の時に火災でカフェもホテル消失してしまいます。 残ったお金でサンダース・カフェを新設するも、新たに建設された高速道路によって人の流れが変わり、客が来なくなってしまいます。

そんな紆余曲折を経て65歳の時に始めたのがケンタッキー・フライドチキンです。 苦労の連続だったカーネルの人生ですが、ケンタッキー・フライドチキンは順調に業績を伸ばし、今では一万を超える店舗を構える大手チェーンにまで成長しました。 世界中に展開され、それに伴ってカーネルおじさんも世界中に立てられています。

カーネルサンダース像は若干コンパクトに縮小されていますが氏の60歳頃の体型を忠実に再現しており、かけているメガネには老眼鏡の度まで入っています。 イベントに合わせて着飾ることもあり、雨の日に傘を差したりクリスマスにはサンタのコスプレをしたりして皆を楽しませてくれています。 そんなカーネルおじさんは実はアメリカンドリームの体現者だったんですね。

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