相手に話が上手く伝わらない!そんな時はシンプルな会話を

相手に正確に物事を伝えるというのは、簡単なようでいて中々難しいことです。 ちゃんと伝えたのに伝わっていないかったなんて経験は誰にでもあるんじゃないでしょうか。

中には他人に物事を伝える事に苦手意識を持っている人もいますね。 そんな人の話を聞いていると、確かに話がくどかったり長かったりで、何を言いたいのか分からない事があります。

そんな人におススメするのが「無駄な要素を削ぎ落す」手法です。 シンプルイズベストってことですね。

物事をシンプルに伝えよう

物事を伝えるのが苦手な人のありがちな間違いに「何でもかんでも情報を詰め込もうとする」事があります。 それにより話が長くなって、言いたい事がどこにあるのか見えなくなってしまう訳です。

例を挙げてみましょう。

クドい話

今日の朝、駅前をぶらぶらしてたんだけど、見慣れない店があって覗いてみたらさ、新しくお店ができてたのね。 まだ開店時間前だったんだけど、見た目スイーツ店みたいだったわ。帰りに一緒に行ってみない? ヘルシースイーツって書いてたから、健康にも良さそうよ!

これは最近私が言われたクドい文言を要約したものです。 実際はこの倍ぐらい色々言われましたが、その場で頭から抜けていったので正確には覚えていません。

さて、この会話のポイントはどこにあるでしょうか。 駅前を歩いていたこと?新しく出来たお店の情報?スイーツ店へのお誘い?健康に良いかの質問? 話のポイントが色々あるために要点が分からず、本当に伝えたいことが何なのかが分かりにくくなります。

試しに上の会話を数人で伝言ゲームしてみてください。情報が抜け落ちたり、内容が捻じ曲がったりすることは疑いようがありません。 そんな具合にコミュニケーションに問題があって情報が変化したり消えたりすることを「コミュニケーションロス」と言います。

相手に持っている全ての情報を伝えたいという気持ちは分かります。 しかし雑然とした大量の情報を一度に渡された所で、コミュニケーションロスが生まれるだけです。 それどころか大して重要でない情報によって、本当に重要な情報をロスしてしまう恐れすらあります。

会話のポイントが多くて用件が分かりにくい時には、余計な要素を削ぎ落として伝えることを心がけましょう。 情報に優先度順を付けてに選別し、本当に言いたいことだけをまず言ってしまえば良いです。

シンプルな話

駅前に新しいスイーツ店ができたから、帰りに一緒に行ってみない?

とてもシンプルで分かりやすくなりましたね。 上の会話であれば、とりあえずこれだけ伝えれば十分です。

情報がいくつか欠落してしまいましたが、それは必要に応じて後で付け加えれば良いことです。 どこで知ったのかと言われれば「朝駅前を散歩していた時に見つけた」、どんな店なのかと聞かれれば「ヘルシースイーツのお店」と、キャッチボールしながら情報を付加していきましょう。 また相手が話題に興味がなかった場合、早々に別の話題に切り替えられるという意味でも有用です。

日常会話は必ずしもシンプルを心がけることはない

物事を正確に伝えるという点では、内容をシンプルにする技法は効果的です。 しかし会話全般において無駄を削ぎ落すことが、必ずしも正解である訳ではありません。

ぐだぐだ喋り続けたい時もありますし、中身のない適当な会話でもそれはそれで楽しいものです。 シンプルに用件だけ伝えられると素っ気なさを感じますし、相手に冷たい印象を与えてしまうかもしれません。

もっと色々話したいと思う時は、会話のポイントを増やして色々伝えるのも良いでしょう。 ただし一度に大量の情報を一方的に伝えることはないよう注意してください。 会話のキャッチボールをしながら相手が何に興味を持っているのかを分析し、興味がなさそうな話題は早々に切り上げ、会話が弾みそうな方向に徐々に話を広げていきましょう。

重要なのは「相手を見て話す」こと

誰が相手でも同じことを同じように話す方がいますが、これはあまり好ましくない傾向です。 会話は相手の好きなことや興味あることを中心に相手の好む構成で行うべきで、話し相手が変われば話題も構成も変わります。

会話はただ喋れば良いというものではなく、双方向性のキャッチボールです。 しかし会話が苦手な人の中には少なからず相手のことを見ないで、自分が思ったことや興味があることだけを一方的に話す方がいます。 これは例えるなら相手がどこにいるかを見ないでボールを投げているようなもので、それをいちいち拾いにいかなければならない相手には大変な苦労をかけます。

完全に理解することは難しくても、よく話し相手を見て、相手を尊重して会話することを心がけましょう。

B!

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