「分からない事は質問してください」だけでは解決しない

親・教師・先輩などが「分からない事は質問してください」と言うことがあります。 最低限のことだけ教えて突き放す人も多い中、こう言ってくれるだけでも有り難いものです

しかしこう言われても実際は解決しない場合が多いです。 本当に分からないことは何が分からないのかすら分からないのですから。

「分からない事は質問してください」では解決できないこと

あなたが分からない問題に直面していたとします。 「分からない事は質問してください」と言われたので、あなたは分からないことを全て質問して全ての答えを得ました。 これで問題は全て解決したと思いますか?まあ簡単な問題なら解決するかもしれませんが、そう簡単には行かないことが多いです。

「分からない」と一口に言ってもその状態は様々で、大よそ以下の3通りに分けることができます。

この中で質問して解決するのは1番上だけです。 2番は質問できませんし、3番は質問する必要を感じられません。 「何が分からないのか分かりません」と言うことはできるかもしれませんが、こう言われると何を答えていいのか分かりません。 そんな訳で「分からない事は質問してください」では、3つの状態のうち2つは解決しません。

特に新しく物事を始めた時などは、分からないことは質問してくれと言われても中々うまく立ち回れないでしょう。 想定外のことが起きるのは日常茶飯事ですし、中にはベテランでも対処しにくいものもあります。 また問題ないと思って進めていたことが実は問題だらけなこともあるでしょう。

全てのケースへの対処をあらかじめ教え込むのは不可能ですので、問題に当たるたびに対処を教えながら教育するのは間違いではないと思います。

しかし配属されて間もない新人が対処を誤った時に「何で分からないことを質問しなかったんだ」と怒る指導役を見ると、そりゃ質問できないよ、なんだかなあと思うこともあります。質問すらできないことがあるのは指導役も認識しておくべきでしょう。

ただこれは指導者側だけで解決することは難しい問題です。 指導者も質問者も次項の対処法を意識してみてください。

質問者目線での何が分からないのか分からないことへの対処方法

あなたが何も分からなくても両親なら手取り足取り教えてくれるかもしれません。 しかし両親以外に無償の愛を求めてはいけません。何も分からないことが分かってるのならば、解決に向けて努力しましょう。

まず「何も分からないので教えてください」はNGです。 この質問は回答者も何をどう答えればいいのか分かりません。 理想はYESかNOで答えられるところまで落とし込むことで、そこまで出来なくともせめて具体的な回答を出せるような質問をすべきです。

そのためにはまず漠然とした問題を細かく切り分けます。 何もわからないことでも切り分けることはそう難しくありませんし、小さくなった問題は解決が見えたり具体的な質問がしやすくなったりするものです。

次はその切り分けた問題に対して、自分なりの考えや対処法を考えてみましょう。 間違っていてもいいので、なるべく答えを書いて埋めるようにしてみてください。

一通り書けたら分かる人に見せましょう。そうすれば間違いや抜けを指摘して自分なりの考えを教えてくれるはずです。 少なくとも「何も分からないので教えてください」よりはずっと答えやすくなります。

質問者は相手に貴重な時間を割かせていることを意識して、なるべく気持ちよくやり取りができるように心がけましょう。 そうすれば何気ない会話の時にも色々なことを教えてくれるようになるものです。

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