ニホンカナヘビ|ヘビではなくトカゲの仲間です

Takydromus tachydromoides
名称ニホンカナヘビ (Takydromus tachydromoides)
身体体長:15~25cm
生息地草原や森林
食性肉食寄りの雑食

ニホンカナヘビの特徴

Takydromus tachydromoides

ニホンカナヘビは日本の草原や森林に広く生息する、日本人には身近なトカゲです。 「ヘビ」と付いていることからヘビだと思っている人もいますが、「カナヘビ」というトカゲの仲間です。

森林や草原に広く生息しており、木登りすることも可能です。 しかしヤモリのように垂直の場所に留まることはなく、主に地上で活動します。

トカゲの仲間だけあって尻尾切りが得意技で、捕食者に襲われて危機が迫ると尻尾を切って逃げます。切った後の尻尾はしばらくの間はクネクネ動き、捕食者の注意を惹きつけて本体の逃亡を助けます。 切れた尻尾はしばらくすると生えてきますが、再生は大変なようで尻尾の切れたカナヘビはおとなしくなります。

人家にも迷い込んで来ることがあります。 カナヘビによく似た人家に来る生物にトカゲとヤモリがいますが、壁に張り付いていたらトカゲかヤモリ、そうでなければカナヘビです。 カナヘビとトカゲはそのうち出ていきますが、ヤモリは「家守」というだけあって家に住み着きます。

カナヘビ・トカゲ・ヤモリとも害虫を食べてくれる益獣ですが、気になるならヤモリでないことは確認しておきましょう。 ほとんどのヤモリにはマブタがないので、マブタの有無で確認することができます。 まあマブタの有無をまじまじと確認できる人ならヤモリなんて気にしないような気もしますが…

ニホンカナヘビの生態

Takydromus tachydromoides

生息地

日本に広く生息し、草原や森林などで単独で生活しています。 住宅の庭先などにも来るため、我々にとって最も身近なトカゲの仲間です。

冬は成体の状態で地中に潜って越冬し、春頃にまた姿を表します。

普段の生活

昼行性で特に朝夕に活発に活動します。 肉食寄りの雑食で主にクモや昆虫などを食べる他、地面に落下した果実などを食べることもあります。

繁殖と成長

卵生で5~8月に繁殖期を迎え、草陰などに一度に5~8個の卵を産みます。 産卵は複数回行われ、産んだ後は卵の保護や子育ては行われません。

卵は2か月で孵化し、子は1年で成熟します。 寿命は3年ほどですが、飼育下では10年近く生きたりもします。

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