エリマキトカゲ|エリマキを広げて威嚇

chlamydosaurus-kingii
名称エリマキトカゲ (Chlamydosaurus kingii)
身体体長:70~90cm / 尾長:40~60cm / 体重:500g
生息地オーストラリア・ニューギニア島などの低地森林
食性肉食寄りの雑食

エリマキトカゲの特徴

chlamydosaurus-kingii

エリマキトカゲはキノボリトカゲの一種で、首のあたりに襟のような皮膚があるのが特徴です。 体色は灰色または褐色のものが多く、木と保護色になっています。

エリマキトカゲといえばなんといってもエリマキを広げた姿が印象的です。 相手を威嚇する際にはエリマキを広げて「俺と戦ったらただじゃ済まねえぞ!」と自分を大きく見せて威嚇します。 それでも相手がひるまなかったら…相手が強そうならスタコラサッサと逃げ出します。

敵に襲われると急いで木に登ろうとしますが、近くに木がなければ二足歩行で逃げます。 逃げきれそうになければエリマキを広げて「シュッシュッ」と音を出して威嚇し、それでも戦いが避けられないとなると噛み付きや尻尾で攻撃します。 でも襲ってくる相手は猛禽・大型爬虫類・ネコ・ディンゴなど大抵は自分より強いので、勝つためのものではなく相手を怯ませて逃げる隙を作るためのものですね。

エリマキは体を守る効果がある他、体温の調整にも使えます。 暑くなるとエリマキを広げて放熱し、体を冷やすことができます。

獰猛なイメージがありますが性格は穏やかで大人しく、基本的に木の上であまり動かずに生活しています。

たまにエサを探しに地上に降りますが、地上ではなんと後足のみの2足歩行して移動します。 逃げる時ももちろん2足走行で、エリマキを広げながら2本足で走って逃げる姿はどこかコミカルです。

1984年にペットブームが起こりましたが、ブームが終わると人気は下火になりました。 あまり動かなくて面白味に欠けますし、人に懐きにくい上に飼育も難しいです。 飼育下では10~20年近く生きることもあり、それなりに長い付き合いとなります。 もしペットとして飼いたいなら事前によく検討してからにしましょう。

エリマキトカゲの生態

生息地

オーストラリア・ニューギニア島などの低地森林に生息しています。

単独でナワバリを持って生活しており、オス同士が出会うとエリマキを広げて戦いが始まります。

普段の生活

昼行性で日中に木から降りて採食を行い、夜は樹上で休みます。 日中も樹上でじっとしている事も多いです。

肉食寄りの雑食で、昆虫、小動物、野菜や果物などを食べます。

繁殖と成長

卵生で雨季に繁殖期を迎え、一度に10~20個程度の卵を産みます。 卵は3か月で孵化し、幼生はすぐに一人で活動を始めます。

寿命は10年ほどです。

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