アメリカドクトカゲ|おどろおどろしい外見の大きなドクトカゲ

Heloderma suspectum
名称アメリカドクトカゲ (Heloderma suspectum)
身体体長:50cm / 体重:2kg
生息地アメリカ南西部~メキシコ中央部の半砂漠地帯
食性肉食

アメリカドクトカゲの特徴

アメリカドクトカゲは橙orピンク色の体に黒の帯模様とイボイボのような鱗が特徴の大きなトカゲです。 トカゲの中では珍しく毒を持っておりドクトカゲ科に属しています。

噛んだ際に下あごの牙から毒を流し込んできますが毒性はそれほど強くはなく、健康な人なら激痛が走り多少気分が悪くなるものの命の危険はほぼないようです。 大きな動物の毒性は弱い理論の通りですね。

ちなみに近縁にデカいくせに毒性も強いコモドオオトカゲなんてのもいますが、これは大型動物を獲物としており日常的に危険な相手と戦う必要があるためです。 アメリカドクトカゲが狙うのは専ら自分よりも小さく弱い獲物であるため、それほど強い毒は必要ないのです。

アメリカドクトカゲは一見すると物凄く目立つ外見をしていますが、生息地である砂漠地帯では保護色となります。 基本的に岩穴や木陰などの目立たない巣穴で過ごし、採食活動の際に外に出てくるだけなのであまり人目には触れません。

小型の動物や卵などを食べ、樹上の巣を狙って木登りすることもあります。 トカゲだけあってこの図体でも木登りは得意なんですね。

特徴的な外見もあって動物園で見かけることが多くペットとしても人気です。 穏やかな性格をしていて人間を襲う事はまずないので比較的飼育しやすいようですが、毒を持つ危険生物なので日本においては飼育許可が必要です。 購入の際に注意はされると思いますが気を付けましょうね。

アメリカドクトカゲの生態

生息地

アメリカ南西部~メキシコ中央部の半砂漠地帯に生息しています。 岩穴や掘った穴を巣として、多くの時間を巣穴で過ごします。

普段の生活

どちらかと言えば夜行性ですが、日中に採食や日光浴のために出てくることも多いです。 特に気温の低い日は日中に活動することが多くなります。

肉食で哺乳類、爬虫類、鳥類、卵、死肉などを食べます。 尻尾に栄養を蓄えることができるため、栄養状態が良ければ狩りの頻度は高くありません。

繁殖と成長

卵生で5月頃に繁殖期を迎え、夏頃に3~6個の卵を産みます。 卵は2か月ほどで孵化し、幼生は15cmほどの大きさで生まれます。

3~5年で成熟し、寿命は20~30年ほどです。

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