コサギ|小柄な体のサギ

Egretta garzetta
名称(学名)コサギ (Egretta garzetta)
身体体長:60cm / 翼開長:100cm
生息地アジア、アフリカ、オーストラリア
食性肉食

コサギの特徴

Egretta garzetta

コサギはシラサギの一種で、サギの中では比較的小柄な種です。 白い体、黒いクチバシと足、黄色い指を持ち、また繁殖期の夏には頭に二本の長い冠羽が生えます。

コサギと似た種にチュウサギ、ダイサギがいます。 名前の通り大きさ以外が似通った種で、この3種の中では本種は一番小さいです。

サギの中には繁殖や休息の際に種を越えて集まる習性をもつ種があり、コサギもその一種です。 ダイサギ・チュウサギ・コサギが集まるとどれがどれなんだか見分けるのが大変です。

コサギの生態

Egretta garzetta

生息地

アフリカ、アジア、オーストラリアなど温帯~熱帯の川水場近くに生息しています。 また温帯にいる個体は冬になると温かい場所に渡って越冬します。

普段の生活

昼行性で日中に採食して夜は休んでいます。 サギは体色が白いものには昼行性、色付きのものには夜行性のものが多いです。

肉食で魚介類、昆虫、小動物などを食べます。

繁殖と成長

卵生で4~6月に繁殖期を迎え、集団を作って繁殖活動を行います。 樹上に営巣して2~5個の卵を産み、3~4週間の抱卵期間を経て孵化します。

ヒナは1~2か月の子育てを経て巣立ちます。 1~2年で成熟し、寿命は4~5年ほどです。

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