寿司に付いてくるワサビとガリ、何のために付いている?
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私が子どもの頃に好きだったお寿司はシーチキン寿司でした。 その頃はワサビもガリも嫌いで、お寿司に付いてくる意味が分からなかったものです。
しかしワサビやガリの存在意義は大人になってからも正直よく分かっていませんでした。 何のために付いているか、みなさんは知っていますか?
ガリは口の中をすっきりさせるため
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学生の頃はガリが無料だからとガリガリ食べていました。 しかしガリは腹ペコ学生のために置いてある訳ではありません。
味の濃いものを食べ続けたり、味が濃いものの後に味が薄いものを食べたりすると、味が分からなくなってきます。 シーチキン寿司の後にヒラメを食べても、ほとんどシーチキンの味しかしませんよね。
そんな時に食べるのがガリです。 ガリのさっぱりした甘辛さが口の中をリセットして、次に食べる寿司の味を引き立ててくれるのです。 他にもショウガには体を温める効果があるので、生魚や酢飯で冷えた体にちょうどいいですね。
ワサビは魚の生臭さを消すため
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ワサビはよく生魚に付いてきます。 お寿司はもちろん、刺身やマグロ丼なんかにも付いてきますよね。
これは生魚の臭みを消し、味にメリハリを付けておいしさを引き立たせるためなんです。 子どもの頃はあれだけ嫌いだったワサビですが、今では寿司にワサビが入っていないとネチャネチャする感じがします。
他にも殺菌作用や解毒効果があるので、傷みやすい生ものとの相性は抜群なんですよ。 食中毒を防ぐのはもちろん、脳梗塞や心筋梗塞に対しても効果があると言われています。
ワサビが苦手であれば、醤油で溶いて食べるのも手です。 ワサビの風味は醤油に含まれるメチオノールで消えてしまうので、ほどよい風味を楽しむことができます。
もしあなたがまだ子どもでワサビを苦手に感じるなら、素直にサビ抜きを頼みましょう。 歳を取ったら味覚が衰えてワサビの辛さも感じなくなるんで、今はシーチキン寿司を楽しむのも手ですよ。
ちなみに私は今でもシーチキン寿司やサラダ寿司が大好きです。 周りと一緒に食べに行くと何か頼みにくさを感じますが、家に寿司を買って帰る時にはシーチキン寿司を混ぜていきます。 大人になってもおいしいものはおいしいのです。