太陽の光を浴びるだけでビタミンDが生成される
太陽の光を浴びていますか? 夜型だったり仕事の都合だったりで、まともに日の光を見なくなっている人もいるかと思います。
でも太陽光は健康に欠かせないんです。たまには日光浴した方がいいですよ。
こんなにある!日光欲の効果!
ビタミンDを生成する
ビタミンDは骨の健康を保つ栄養で、カルシウムの吸収を促進したり尿として排出されるのを防いだりします。 不足すると骨粗しょう症の他、高血圧、うつ、脳卒中、ガンなどの原因にもなります。
ビタミンDは魚・きのこ・海藻などの食品から摂取できますが、他にも日光浴で生成されます。 皮膚に紫外線(UV-B)が当たるとビタミンDが体内で作られるため、ビタミンDは「太陽ビタミン」とも呼ばれています。
季節や地域によって生成量は変わりますが、週に30分から1時間ほど浴びるだけで体に十分なビタミンDを生成させることができます。 食品だけで補うのはかなり難しいので、日中にあまり活動しない人は意識的に日の光を浴びる時間を作りましょう。
UV-Bはガラス、日焼け止め、服を通らないので、屋外に出て直接皮膚に太陽を浴びなければなりません。 美白を気にする人はあまり気が進まないと思いますので、どうしても嫌な場合にはビタミンDを含む食品や錠剤から摂取しましょう。
特に女性は2/3がビタミンD不足になっていると言われています。 ビタミンD不足は前述の通り深刻な病気の原因になりますので、意識して摂取するようにしましょう。
セロトニンが分泌される
セロトニンは人の感情を穏やかにしたり幸福を感じさせる物質です。 他にも眠気を覚ます・寝つきを良くするなど、体が元気に活動できるようにしてくれます。
セロトニンが不足すると落ち込んだ気分になり、目覚めや寝つきが悪くなり精神のバランスが崩れ、最悪の場合うつ病になってしまいます。
セロトニンはバナナなどの食品から摂取できる他に日光浴でも生成されます。 日光浴によってセロトニン神経が活性化になり、セロトニンを増やすのです。
仕事が立て込んでいるプログラマやSEはどんどん憂鬱な気分になっていきますが、日の光を浴びずに一日中部屋にいるためセロトニン不足に陥っているのかもしれませんね。(体験談)
日光浴をしよう
ビタミンDもセロトニンも生きていくのに欠かせない物質です。 1日に5分から10分日光を浴びるだけで十分な量が生成されます。
しかし逆に日光を全く浴びない生活をしていると、じわじわと体や精神のバランスが崩れてしまいます。 「夜型は不健康」なんてよく言われますが、太陽の光を全く浴びない生活は実際不健康なのです。
通勤・通学・昼休みの間などに浴びるだけでも大分違うので、日常生活の中で意識的に日を浴びる時間を作ってみましょう。