物事に中々取り掛かれない時に背中を押してくれる金言
人は何かをやらない理由を探すのがとても得意です。 今忙しいから、他にやることがあるから、疲れているから、まだ若いから、能力が足りないから… こんな感じに色々な理由を付けて自分がやらないことを正当化しようとします。
そんな時に思い出すと背中を押してくれる金言を紹介します。 二の足を踏みそうになった時には、これを思い返して一歩踏み出す一助にしてみてください。
万全の体制は一生来ない
人生において何から何まで全部お膳立てされて全力で取り組めるような機会が来ることはありません。 特に社会人になるとびっくりするぐらい自由な時間が無くなります。
今から始めないことは、生涯やらないまま終わることです。 それで終わらせたくないのなら、忙しかろうが準備が不十分だろうがとにかく始めるしかありません。
本当にやるべきことであれば、短時間でも断続的にでも捻じ込んで行けるはずです。 まずは始めることから始めましょう。
何がチャンスかなんて分からない
物事に取り組む時に「果たしてこれは自分のためになるんだろうか」という考えが頭をよぎることがあります。 ちょっと考えてみて「メリットがあまりなさそうだからやめよう」なんて放り出してしまうことも少なくありません。
しかし人生どんな経験が肥やしになって何がチャンスになるかなんて分かったもんじゃありません。 何の役にも立たないと思って渋々やったことで得た経験が先で活きたり、メリットのない仕事と思ってやったことが有益な取引に繋がったりします。 選り好みできる立場ならともかく、贅沢言ってられない状況でとやかく言うのは止めてさっさと取り掛かりましょう。
最もメリットがないのは何もやらないことです。 何もやらないよりは、やるべきかもしれないことを始めましょう。
今が人生で最も若い時
何事も始めるなら早いうちに始めることに越したことはありません。 そしてタイムマシンで過去に戻ることができない以上は、今が人生で最も早いタイミングです。
特に「今更始めるのはちょっと…」なんて考えていることを始めるのに、今以上に良いタイミングは存在しません。 時間が経つほどに今更感と始めなかった後悔は更に大きく膨らんでいきます。
今始めなければ必ず後で「もっと早く始めればよかった」と後悔することになります。 そうなるぐらいであれば今始めましょう。
やらずに後悔するより、やって後悔した方がマシ
あなたが後悔していることを考えてみてください。 恐らくは「何かをしなかったことによる後悔」が多くを占めていると思います。
もっと勉強していれば、あの時もっと勇気を出せば、あの時に始めていればとか、色々思うことがありますよね。 実はこれ、大いなる錯覚が働いています。
人の脳は過去の出来事をどんどん美化するように出来ています。 やって後悔したことは美化されて「あれも良い経験だった」と受け止められるようになる一方で、やらずに後悔していることは「あの時にやっていれば今はより良いものになったはずだ」と受け止めにくい方向に美化されます。
心理学的な錯覚とはいえ、やらずに後悔していることは呪いのように心を蝕み続けます。 だから「やって後悔しろ」という訳です。やりましょう。
なるようになる
あなたが悩んでいる事を実行した時に想定される最悪のケースを考えてみてください。 もし大したリスクがなければなるようになるので今すぐ始めるべきです。 「恥ずかしい」「気分的に嫌」「時間が無駄になる」程度ならもう悩んでる時間すら勿体ないので今すぐ取り掛かってください。
ただ「大金を失う」「生命の危険がある」など最悪のケースの損失がそれなりに大きい場合は即決しない方が良いかもしれませんね。 そんな時には最悪のケースをフォローできる方向に今すぐ動きましょう。
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以上、物事に中々取り掛かれない時に背中を押してくれる金言でした。 まとめると「さっさとやれ」「悩んでる暇があったらやれ」「とにかくやれ」ですね。