自分の適性を知り、得意なことで頑張ろう

頭が良い人、運動が得意な人、話が上手な人など、好きなことや得意なことは人それぞれです。 これは適性や才能が人によって違うためです。

苦手なこともである程度は努力や経験で能力は向上しますが、適性自体が変わる訳ではありません。 いくら頑張っても頑張りに見合う結果は得られず、やがて努力することに嫌気が差してしまいます。 それならば素直に自分の得意なことを頑張った方が健全ですね。

得意なことを頑張り、苦手なことはほどほどに頑張りましょう。

自分の適性を知ろう

何事もやってみるまで自分の適性は分かりません。 まずは通り一遍のことをやってみて、自分の適性と性格を知りましょう。

とりあえずは学校の成績表を引っ張り出してみてください。 多分成績がばらついていますよね。それで大体のあなたの得意なことが大体分かります。

学校生活、部活、課外活動、趣味、アルバイトなど色々な経験をする中で自分が見えてきます。 早いうちに自分を知っておくほどに将来のことが考えやすくなるので、学生のうちに色々な経験を積んでおきましょう。

適性を知る上では苦手なことにあえて挑戦することも必要です。 もしかすると苦手だと思い込んでいるだけで案外才能があるかもしれないので、色々なことを積極的にチャレンジしていきましょう。

性格診断や適性検査を受けてみるのも手です。 ただし10分で終わるような適当な診断テストではなく、ちゃんとしたものを受けましょう。 「GATB」「WAIS」「VRT」辺りが有名ですので、高校生ぐらいになったら一通り受けてみると良いでしょう。 もちろん大人になってからでも問題ありませんが、早いうちに受けておいた方が良いです。

自分の適性を早いうちに知っておくことは重要です。 これは「人より得意なことは、自然とやる気が湧いて好きになる」「人より苦手なことは、段々と冷めて嫌いになる」からです。

モチベーション理論によると自然とモチベーションが湧く条件に「有能性」があるとされています。 簡単に言えば「自分が得意なことは自然とやる気が出る」という話です。

適性は「何によって自己実現するか」「職業選択をどうするか」の重要な指標となります。 早いうちに自分の適性を知って、以後の選択を効率的なものにしましょう。

苦手なことでも最低限はこなそう

苦手なことは出来れば避けたいものですが、全くやらなくて良いとは限りません。 例えばコミュニケーションが苦手だからと言って人付き合いを全くしないで生きていくのは無理ですし、スポーツは苦手だからと拒否すれば付き合いが悪くなってしまいます。

苦手なことでも生活に差支えない程度には頑張りましょう。 生きていく中で必要なことは苦手意識が本格化する前にトレーニングを受けた方が良いかもしれませんね。

職業は自分の適性に合ったものを選ぼう

前項では「苦手なことにあえて挑戦することも必要」と言いましたが、一生の職業を決める時にそのチャレンジ精神を発揮するのは好ましくありません。 例えばコミュニケーションが苦手なのに営業職を選ぶ、リーダーシップがないのに教師になるなどは危険な選択です。

適性のない事でも頑張れば多少は良くなりますが、努力に見合った結果は得られません。 そんな状況では有能性によるモチベーションが得られず、ジワジワと努力が難しくなっていきます。 人より沢山努力しなければならない状況で努力が嫌になれば、それはストレスとなってやがては破綻してしまいます。

一生同じ仕事を続けるような時代ではありませんが、それでも後のキャリア形成に影響します。 腰掛程度の認識で必要な経験を積んだら転職するつもりなら悪い選択ではないかもしれませんが、明確なビジョンや方針がないままに選ぶのは止めた方が良いです。 職業は自分の適性を鑑みた上で慎重に選びましょう。

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