ものごとを効率的に進める方法「ゴールの設定」「細分化」「まず5分」

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世の中はやるべきことで満ち溢れています。 勉強、スポーツ、仕事、人付き合いなどなど…中には好きでやっている人もいますが、楽しいことばかりではありません。

やらなくて済むことならともかく、勉強や仕事などは嫌でも何とかしなければなりません。 しかし嫌なことは自分から積極的にできませんし、やる事自体が目的となって効率性が度外視されたりします。

そんな嫌なことでも何とかモチベーションを上げて効率的に進めるコツが「ゴールの設定」「細分化」「まず5分」です。

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ゴールの設定

人は漠然としたゴールに向かって進むのが苦手です。 例えば「もっと勉強を頑張る」や「テニスを練習する」などの目標は一見立派なようですが漠然としており、効率的に取り組むことはできません。

またこのような目標設定では本来は結果を出すのが目的なのに、頑張ること自体が目的化する恐れがあります。 結果よりも過程を重んじるプロセス至上主義に陥ると、結果に繋がらない非効率的な努力でも気にせずやるようになります。 頑張ることは結果を出すために必要かもしれませんが、しかし頑張ること自体は目的ではないのです。

「もっと勉強を頑張る」ではなく「全国模試で偏差値を5上げる」、「テニスを練習する」ではなく「テニスの地区大会でベスト8を目指す」など、具体的なゴールを設定しましょう。具体的な目標があれば、それを叶えるのにどのように頑張れば良いのか考えやすくなります。

長期的な計画になる場合は現在とゴールの間に短期目標を立てましょう。 目標は具体的であるほど必要なことがはっきりします。 ゴールが遠くてやるべきことがぼやける場合、ゴールとの間に短期目標を立ててやるべき事をはっきりさせましょう。

また具体的な目標設定は計画の実現性に気付きやすいのもメリットです。 「医学部入学」「プロ野球選手になる」などは立派な目標ですが、誰にでも叶えられる訳ではありません。 どれだけ頑張っても現状と目標が離れていくばかりになることも十分にありうることなのです。

高い目標を設定するはいいのですが、リミット一杯まで頑張り続けて結局玉砕なんて話も珍しくありません。 具体的な短期目標の設定は、ゴールと現状の乖離を早い段階で見てとることができ、その分正確な軌道修正が可能になります。 もし目標や計画自体に無茶があると感じた場合、前向きに計画を修正しましょう。

まず5分

嫌な課題が目の前にあると、手を付けるのが嫌で仕方ありません。 現実逃避気味に普段はしない机の掃除をしてみたり、「気分が乗らないから」「疲れているから」など自分に言い訳して着手を先延ばしにしたりします。 そうして見ない振りを続けて、いよいよ尻に火が付いた所で嫌々始める訳です。

そうならないためにも、こういった時には「5分だけ」と思ってまず取り組んでみてください。 5分取り組んだらそのまま続けてもいいですし、少し休憩しても良いです。 そして休憩した後にはまた「5分だけ」と取り組んでみてください。

人は嫌なことをやり始める際には大きな決意が必要ですが、一旦始めた嫌なことを続けるのはいくらかマシにできるようになっています。 「嫌なことを始める」という大きなハードルを「5分だけ」と軽いものにしてハードルを下げるのが「5分だけ」の狙いです。

また人は取り組むうちにモチベーションが自ずと沸いてきます。 そういった意味でもまず「取り組み始める」のが大事なのです。嫌なことでもまず5分取り組んでみてください。

細分化

「彼女を作る」を目標とした場合、目標は具体的ですがそこに至るまでのプロセスが分かりにくいです。 何をどれだけやれば実現するのか、はっきりとは分かりません。

こういった時には目標をとりあえず細分化してみましょう。 「身なりをきちんとする」「出会いの機会を増やす」「セールスポイントを作る」「洒落た店に通ってみる」「肉体改造する」など、目標に対してどれだけ有効かは不明ですができることは色々とあるはずです。

これらをいくらかやってみて「効果的だ」と思ったことは比重を増やし、逆に「効果がない」と思ったことは比重を減らしてみます。 余裕があれば新しいことを始めるのもいいかもしれません。

目標が漠然としていて何をどれだけやればいいか分からないことでも、細分化することで見えてくることもあります。 また行き詰まってアドバイスを求める際にも「具体的にこんなことをしているんだけど」と添えれば相手も答えやすいです。

とにかく漠然としたことを具体的なところに落とし込むことを意識してください。 そうすれば見えなかったことが見えてくるはずです。

まずは意欲を伸ばす工夫を!

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人には「やろうと思えばできるけどできない」ことがとても多いです。 興味があることや面白いことならばともかく、やりたくもないことを態々やりたくはありません。

勉強・部活・人付き合い・仕事などやるべき事に対して手を抜き、それが失敗に繋がり後で後悔するなんてことも日常茶飯事です。 中には何事にも全力で取り組む人もいますが、まあ普通は無理です。

何故やるべきことをやらないのかと言えば、基本的にやる気が起きないからですよね。 忙しかったり事情があったりで手が回らないケースもありますが、そうではないことも多いです。

しかしモチベーションが低い状態で物事に取り組んでも、あまり効果は望めない上にますますやる気が損なわれます。 切羽詰まって危なくならないと本気が出ないなんて人も多いですよね。 がむしゃらに頑張るのも時には大事ですが、まず意欲を伸ばす工夫をしましょう。

そういった時に「ゴールの設定」「細分化」「まず5分」は大きな力になるはずです。 まず5分、あなたのロードマップを作ってみてください。

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