メガネグマ|顔の周りがメガネのような模様のクマ

tremarctos-ornatus
名称(学名)メガネグマ (Tremarctos ornatus)
身体体長:150~200cm / 体重:140~180kg メスは一回り小さい
生息地南アメリカの森林
食性雑食で木の実・果実、動物などを食べる

メガネグマの特徴

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メガネグマは南アメリカ大陸に生息する唯一のクマです。 全体的に黒毛ですが顔の周りは白模様で、それがメガネのように見えるのが名前の由来です。

オスは成人男性より大きいものが多いですが、メスは人間の子ども程度の体格しかないものも少なくありません。

草食寄りの雑食で性格もおとなしく、動物園などでは植物性のエサのみで飼育されています。 ただ野生のものは昆虫や小型の動物を狩って食べることもあります。 日本に生息するクマが精々死肉を食べるだけなのと比べると、穏やかそうに見えても捕食者然としていますね。

小型なクマは基本的に木登りが得意であり、メガネグマも木登りが堪能です。 高い場所の木の実を食べたり樹上に営巣することもあります。

成体になるとほとんど天敵はいませんが、人間によって生息数が減少して現在は絶滅危惧種として保護されています。

メガネグマの生態

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生息地

南アメリカのアンデス山脈の標高2000~3000mぐらいの高地森林に生息しています。 基本的に単独で活動し、巣を中心に縄張りを持って活動しています。

普段の生活

夜行性で日中は巣で休み夜に採食します。 ただし環境によっては昼行性のものも見られるます。

木の洞や樹上などに木の枝で営巣し、そこを拠点に活動します。

草食寄りの雑食で、果実や木の芽、樹皮、昆虫、小型~中型の動物などを食べます。

繁殖と成長

春~夏にかけて繁殖期を迎え、交尾すると6~7か月の妊娠期間を経て1~2子を出産します。

子は2年の子育て期間を経て独立し、5~7年で成熟します。寿命は15~20年ほどです。

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