サーバルキャット|耳の大きなヒョウ柄のネコ

leptailurus-serval
名称(学名)サーバルキャット (Leptailurus serval)
身体体長:70~100cm / 体重:8~18kg
生息地中央アフリカ以南の草原や森林
食性肉食で中型以下の動物を食べる

サーバルキャットの特徴

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サーバルキャットは大きな耳とヒョウ柄の体が特徴のネコです。 ライオンやヒョウなどの大型ネコ科動物には一歩譲りますが、優れた身体能力を有しています。

サーバルキャットはネコと言っても世界一大きなネコであり、イエネコと比べてふた回りほど大きな体を持つ立派な捕食者です。 その分ネコよりも身体能力は高く、足が速くジャンプに木登りや水泳も得意です。

単独で生活しており体格もせいぜい中型であるため、ウシやシカなどのあまり大きな獲物は狩れず、主な獲物は鳥・ウサギ・ネズミ・カエルなどの中型以下の動物です。 発達した大きな耳で獲物の音を聞きつけて、こっそり忍び寄って一気に飛び掛かるのが基本的な狩りのスタイルです。

頭が良く人にも(一応)懐くためペットとして飼うことも可能ではあるようですが、イエネコと比べると肉食獣としての特性が強く、あまりペットに適しているとは言えないようです。ペット適正はヒョウとネコの間ぐらいですかね。

サーバルキャットの生態

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生息地

中央アフリカ以南の森林や草原に生息しています。 基本的に単独で生活し、オスは縄張りを持ってメスは縄張り間を自由に行き来します。

普段の生活

夜行性で主に夜に採食しますが、日中に活動することも多いです。 肉食で鳥、ウサギ、ネズミ・カエルなどの中型以下の動物を狩って食べます。

繁殖と成長

胎生で決まった繁殖期はありません。 一夫多妻制であり、オスの縄張りに入って来たメスの気が向けば交尾します。

妊娠すると2~3か月の妊娠期間を経て2~3子を出産します。 メスが子育てを行い、子は1年程度の子育て期間の後に独立します。

子は2年で成熟し、寿命は10年ほどです。

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