オオヤマネコ|体長1mを超えるヤマネコ

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名称(学名)オオヤマネコ (Lynx lynx)
身体体長:80~130cm / 体重:12~18kg
生息地ヨーロッパの森林
食性肉食で昆虫、鳥、小動物~大型動物を食べる

オオヤマネコの特徴

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オオヤマネコは一言で言えば野生の大きなネコで、リンクスとも呼ばれます。 名前から山に住んでいると思われがちですが、別段山を好む訳ではありません。

オオヤマネコは名前の通り大きなヤマネコで、1m以上の体長と20kg近くの体重を誇ります。 大型犬並みの大きさを持つネコという訳です。

ネコ科の動物は樹上棲のものが多いですが、本種は木に登ることはありますが主に地上で活動しています。 体が大きすぎて樹上で生活するには少し不都合なんでしょうね。

ヨーロッパの厳しい寒さの場所に生息していて、冬になると体の毛もフサフサになります。 冬季のオオヤマネコはかなりの大きさに見えるでしょう。

狩りの時には優れた視力で遠くの小さい獲物も補足し、樹上から飛び掛かったり森林に潜んで忍び寄ったりして襲い掛かります。 獲物も小さいものから大きいものまで様々で、時にはシカを狩ることだってあります。 ただし大型動物の捕食は危険を伴うため、差し迫った状態でなければ積極には狙いません。

オオヤマネコは人間にとって危険な猛獣ではありますが、中にはペットとして飼う人もいるようです。 しかしどう考えてもペットには向いていない習性だと思うのですが…物好きもいるものですね。

オオヤマネコの生態

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生息地

ヨーロッパの森林に生息し、単独で生活しています。

普段の生活

夜行性で日中は岩陰などで休み、日が沈んだ後に採食します。 肉食で昆虫、ウサギ、リス、鳥、シカなど様々なサイズの動物を狩ります。

繁殖と成長

2~3月に繁殖期を迎え、2か月の妊娠期間を経て2~4子を出産します。 母親が子育てを行い、1年ほどで独立します。

子は2~3年で成熟し、寿命は15年ほどです。

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