クリハラリス|別名タイワンリス

Callosciurus erythraeus
名称クリハラリス (Callosciurus erythraeus)
身体体長:25cm / 体重:300~400g
生息地アジアの森林に広く生息
食性草食寄りの雑食

クリハラリスの特徴

Callosciurus erythraeus

クリハラリスはアジアに広く分布しているリスです。 うち台湾に生息しているものをタイワンリスと言います。

大柄な体と短い毛を持ち、背は灰色で腹は栗色をしており、腹の色が名前の由来です。 他のリスとの見分け方として、目周りに縁模様がない、アゴの下や腹の下の毛色が白くない、耳が丸く短い、尾が垂れたままの事が多いなどが挙げられます。 また日本にいるリスと比べて一回り大きいのも特徴です。

個人的な感覚で言えば、あんまりリスって感じがしないですね。 ネズミとリスの合いの子に見えるような…まあリスも齧歯目なのでネズミに近い生物ではあるんですが、日本のリスよりもネズミに近く見えます。

クリハラリスは単独で生活していますが、様々な鳴き声で周囲とコミュニケーションを取ります。 危険な動物が近くにいる時、繁殖相手を探す時、子育て中の母親が子供を呼ぶ時など、状況に応じて様々な声で鳴きます。 その鳴き声はまるで犬、カエル、鳥のもののように聞こえ、そんな多彩な鳴き声をするのも本種の特徴です。

クリハラリスの元々の生息地は豊富な食べ物がある熱帯であり、旺盛な食欲と繫殖力を持っています。 しかし熱帯にはヘビ、猛禽、肉食獣などの天敵も多く、それらに捕食されることで数の釣り合いが取れていました。

そんなクリハラリスは現在、日本で特定外来生物として猛威を振るっています。 元々日本にはいない種でしたが、動物園やペットとして飼われていたものが野生化してしまったと考えられています。

日本にはタイワンリスを抑えられるような天敵があまりいないため、年々数を増やしながら勢力を強めています。 可愛らしい外見からエサやりする人も後を絶ちませんが、在来種を圧迫している特定外来生物であることを肝に銘じておきましょう。

クリハラリスの生態

Callosciurus erythraeus

生息地

アジアの森林に広く生息しています。

子育て中の母親や若い個体は小数の群れを作ることもありますが、基本的に単独で暮らしています。

普段の生活

昼行性で日中に採食活動を行い、夜は樹上で休息します。 樹上にいることが多いですが、地上に降りて走り回ることもあります。

草食寄りの雑食でドングリやクルミなどの木の実、樹液、野菜、果物などを食べる他、昆虫や鳥の卵を食べることもあります。

繁殖と成長

胎生で決まった繁殖期はありませんが、栄養状態の良い暖かい時期に子を産むことが多いです。 繁殖期を迎えると樹上に営巣し、40日の妊娠期間を経て一度に1~3匹の子を産み、年に1~3回の繁殖活動を行います。

子は母親に育てられ、ひと月ほどで巣から離れて暮らすようになり、1年で親から独立します。

1年で成熟し、寿命は5年ほどです。

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