ハダカデバネズミ|毛が細くて裸のように見える出っ歯のネズミ

Heterocephalus glaber
名称ハダカデバネズミ (Heterocephalus glaber)
身体体長:10~15cm / 体重:20~60g
生息地中央アフリカ東部の地中
食性草食

ハダカデバネズミの特徴

Heterocephalus glaber

ハダカデバネズミの体毛はとても細く、一見すると裸のように見えます。そして歯が出っ歯だからハダカデバネズミという訳です。 外見そのままの安直なネーミングですが、よく特徴を捉えています。

一応ネズミで見た目もまあネズミなんですが、何か深刻な病気にでもかかっていそうな外見ですよね。 しかしこれが正常な状態であり、それどころか老化に対して非常に高い耐性があります。

ネズミの寿命は基本的に短く、1年~長生きな種でもせいぜい2、3年ですが、ハダカデバネズミの寿命はその10倍でげっ歯類の長寿記録である28年をマークしています。 なぜこんなに寿命が長いのかは謎に包まれている部分もありますが、新陳代謝がとても低いのが一因と考えられています。 他にもガンに高い耐性があったり地中で酸欠になってもしばらく大丈夫だったりと、原理はよく分かっていないけど色々と凄い能力を持っています。

その生活も特殊で、一匹の女王を頂点とした社会を作り、個体ごとに役割を分担して生活しています。 繁殖を担当するのは女王と数匹のオスのみで、他の個体は穴掘りやエサの調達を担当したり、天敵からコロニーを守る兵隊役を担ったりします。

この階級社会によってコロニーは運営され、女王が死ぬと他のメスが急に成長して新たな女王となり後を継ぎます。 まるでアリやハチのようですが、実際ハダカデバネズミは哺乳類にはとても珍しい真社会性の動物なのです。 コロニーは家族単位の群れで、数十匹から時に百匹を超える集団を形成することもあります。

なんとペットとしても流通しており購入も可能です。 あまり愛らしいとは言えない外見ですが、グロ可愛い…のかも?

ハダカデバネズミの生態

生息地

中央アフリカ東部の地中に生息しています。

一匹の女王を頂点とした家族関係にある数十匹でコロニーを形成して、役割分担して生活しています。

普段の生活

草食で植物の根、葉、実などを食べます。

繁殖と成長

コロニーの頂点にいる女王と数匹のオスのみが繁殖活動を行います。 胎生で2か月の妊娠期間を経て10匹程度の子を産み、年に4~5回の出産を行います。

生まれた子はコロニーで育てられてそのまま巣に留まる場合が多いです。 半年で成熟し、寿命は10~20年ほどです。

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