ビントロング|クマのようなネコのようなジャコウネコの仲間
名称(学名) | ビントロング (Arctictis binturong) |
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身体 | 体長:60~90cm / 尾長:50~80cm / 体重:10~15kg |
生息地 | 中央アジア~東南アジアの森林 |
食性 | 雑食で果実、昆虫、小動物などを食べる |
ビントロングの特徴
ビントロングは樹上棲のジャコウネコ科の動物で、黒い毛並みと長い尻尾が特徴です。 ちなみに鳴き声はネコのような「ニャー」で、ジャコウネコの「チュー」とはまた違うようです。
一見するとクマのようにも見え、ビントロングの名前の由来はそのままマレー語で「クマのようなネコ」の意です。 「キャットベアー」と呼ばれることもあります。
長い尻尾の操作が巧みで、不安定な木の上でも枝に巻き付けてバランスを取ることができます。 寝る時には何と尻尾を体に巻き付けて眠ります。暖かいのでしょうか?
木の上にいることが多いですが、地上に降りたり水に入って魚を取ることもあります。
ジャコウネコは独特の匂いを放っており香水に使われることもありますが、本種はアーモンドやポップコーンの匂いがするとのことです。 うちの犬の肉球もポップコーンの匂いがしますが、どちらがより本物に近いのか機会に恵まれれば試してみたいところです。
ビントロングの生態
生息地
中央アジア~東南アジアの森林に生息し、単独または家族単位の小規模な群れで生活しています。
普段の生活
夜行性で夜に採食し、日中は木の洞などで休息しています。 雑食性で果実、木の芽、昆虫、小動物などを食べます。
繁殖と成長
胎生で決まった繁殖期を持ちません。 交尾後3か月ほどの妊娠期間を経て2~3子を出産します。
2~3年で成熟し、寿命は15年ほどです。