サボテンミソサザイ|サボテン付近で生活するミソサザイ

Campylorhynchus brunneicapillus
名称(学名)サボテンミソサザイ (Campylorhynchus brunneicapillus)
身体体長:18~22cm / 体重:35~45g
生息地アメリカ合衆国の平原、砂漠
食性肉食寄りの雑食

サボテンミソサザイの特徴

Campylorhynchus brunneicapillus

サボテンミソサザイはよくサボテンに留まっている姿を見ることができるミソサザイ科の鳥で、ミソサザイの中では最大級の大きさを誇ります。 名前はサボテンの周囲で活動したり営巣したりすることに由来しています。

サボテンの生息している乾燥地帯で生活する鳥で、サボテンに留まっても平気です。 この長くて鋭いクチバシはサボテンに住む昆虫を突いて食べることができます。 また捕食者に襲われたらサボテンに避難したり、巣をサボテンの隙間に作って卵を守ったりします。

サボテンミソサザイの生態

Campylorhynchus brunneicapillus

生息地

アメリカ合衆国アリゾナ州のソノラ砂漠およびその周辺の乾燥地帯に生息しています。 つがいは生涯変わることがありません。

普段の生活

肉食寄りの雑食で主に昆虫を食べますが、他にも爬虫類、種子、果物、花の蜜などを食べることもあります。

繁殖と成長

卵生で早春に繁殖期を迎え、サボテンの隙間に営巣します。 これにより捕食動物が卵を狙って巣に近づこうとしても、サボテンのトゲが邪魔で近づけない訳です。

メスは一度に3~6個の卵を出産し、2週間の抱卵期間の後に孵化します。 ヒナは2週間の子育て期間の後に独立します。1年で成熟して寿命は3年ほどです。

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