ウェブとウェブサイト
ウェブとは
コンピュータ同士をネットワークで結び、巨大なネットワークとなったのがインターネットです。 インターネット上で文書を公開・閲覧できる仕組みをwww(World Wide Web)といいます。wwwを構成するウェブページ同士の繋がりがまるで蜘蛛の巣(ウェブ)のように見えるため、wwwはWebと呼ばれるようになりました。
ウェブサイトとウェブページ
wwwを使ってインターネット上に公開されているページをウェブページといいます。ウェブページはテキスト・画像・音声・動画などで構成されています。
一連のウェブページ群のまとまりの事をウェブサイトといいます。 1ページしかないシングルページウェブサイトから数万ページにも及ぶものまで、ウェブサイトの形態は様々です。ブログもウェブサイトの1種で、日記的な使い方をするものをそう呼びます。
ウェブサイトとホームページの違い
今ではウェブサイトとホームページは同じものを指します。なぜ2通りの呼び方があるのかといえば、誤用で意味が広がるうちにそちらが定着してしまったからです。
ホームページは元々「ウェブサイトの中で最上位にあるウェブページ(トップページ)」を指す言葉でした。 しかし何故か昔からサイトの事をホームページと呼ぶことが多くありました。むしろウェブサイトと呼んでいる方が少数派だったでしょう。
ホームページがウェブサイトを指す言葉として定着し、省庁やマスコミなどの公式な場所でもそうに使われるようになりました。 今日ではもはやトップページの事をホームページと呼ぶほうが間違っている気さえします。
ちなみにブラウザを起動した際に最初に表示されるページもホームページといいますが、こちらは同音異義語の別物です。