手話が出来なくてもOK!聴覚障碍者とのコミュニケーション術

聴覚障害者とコミュニケーションを取るのに特別な技能が必要だと思っていませんか? 聴覚障碍者とのコミュニケーションと言えば手話のイメージがありますが、このイメージはそれほど正しくありません。

あなたの耳が今聞こえなくなっても、他人とコミュニケーションする手段なんていくらでもありますよね。 聴覚障碍者とのコミュニケーション問題は技能ではなく心構えの問題なのです。

手話ができない聴覚障碍者は意外に多い

聴覚障害者とのコミュニケーション術と聞いて最初に思いつくのは手話だと思います。 国営放送ではニュースを手話で同時通訳していることもありますよね。

手話は会話とほぼ同じレベルでコミュニケーションできて便利な一方で、覚えるのにはそれなりに時間がかかります。 簡単な手話を覚えるのに半年、習熟するまで2年はかかると言われています。

しかし日常的に手話を使う機会なんて身内に聴覚障碍者でもいないとないですよね。 だから手話を積極的に習おうとする人は少なく、手話ができないから聴覚障碍者とコミュニケーションできないと思い込んでいる人は多いです。

聴覚障碍者はみんな手話ができるというのがそもそも間違いで、手話ができるのは聴覚障碍者の全体の割合ではほんの14%しかいません。 ほぼ耳が聞こえない重度障碍者に絞っても、手話の習得者は半分もいません。

先天性の重い聴覚障害を持つ人は手話を習う傾向があるようですが、それほど重い症状ではない人や、後天的に耳が聞こえなくなった人まで一様に習う技能ではないなのです。 これは手話以外でも十分にコミュニケーションが取れることが理由のひとつに挙げられます。

まず聴覚障碍者と話すには手話が必要という固定概念を捨ててください。 そうしたら次は聴覚障碍者とのコミュニケーション方法についてお話します。

聴覚障碍者とのコミュニケーション方法

口を大きく開けて身振りでコミュニケーションしよう

相手の口の動きを読んで会話を読むことを「読話」と言います。 聴覚障碍者に話を伝える時に最も手っ取り早いのが、相手に読話をして貰うことです。

読話を試みる際には、まず相手から1~2mぐらいの距離を取り、口の動きが確認できる位置取りをしてください。 屋外の場合は太陽を背にすると眩しくて見にくいので注意しましょう。

話す際には口をはっきりゆっくり動かして、会話単位を短くして簡素な会話を心がけましょう。 またこの際には普段通りに発声し、無音・ささやき・大声にならないよう気を付けてください。 普段と違う発声は口の動きを変え、読話を難しくします。

長い言葉や同音異義語など読話だけで判別するのは難しい言葉もあるので、加えて身振り手振りによって情報を補足しましょう。 大げさな方が分かりやすいので、オーバーなアクションで伝えましょう。

例えば昼食を外食にしないかを聞く時は、こんな感じになりますかね。

  1. ご飯をパクパク食べる仕草をしながら「ご飯食べに」
  2. 外を指さして「行かない?」
  3. 相手が承諾したら、色々な物を食べる仕草をしながら「なに食べたい?」

この技法は聴覚障碍者や高齢者などに活用できる他、言葉の通じない外国人やビジネスシーンに応用することも可能です。 身に付けておいて損はありませんし、普段話すときにもやっておいて良いぐらいだと思います。

難しい話は筆談で

読話と身振り手振りでは高度で詳細な会話をすることは難しいです。 カバーできないやり取りが必要になった場合は、メモやメールを利用して筆談で行うのが良いでしょう。

聴覚障碍者用のスマホアプリもあるので、そういったものを活用されている方もいます。

まとめ

聴覚障碍者とのコミュニケーションで必要なのは手話ではなく、コミュニケーションしようという心構え一つです。 それさえあれば多少の不便はあっても、言葉も気持ちも通じます。

聴覚障碍者だからと尻ごみせずに、積極的に話しかけていきましょう。

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