ケープペンギン|アフリカに生息する唯一のペンギン

spheniscus-demersus
名称(学名)ケープペンギン (Spheniscus demersus)
身体体長:70cm / 体重:5kg
生息地南アフリカの沿岸付近
食性肉食で魚、イカ、タコなどを食べる

ケープペンギンの特徴

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ケープペンギンはアフリカに生息する唯一のペンギンです。 アフリカ最南端であるケープタウン(喜望峰)周辺地方に生息しているのが名前の由来です。

特徴として目の上のアイシャドウのようなピンク色、クチバシに入ったグレーの線、お腹の黒い斑点模様、黒い足が挙げられます。なんだかお洒落ですね。

ペンギンと言えば寒い南極にいるイメージですが、南極にいるのはわずかに3種です。 本種も生息域付近に流れる海流こそ寒流ですが、陸上は温帯に分類される温暖な地方に生息しています。

ペンギンの特徴として、陸地ではよちよち歩きしかできないことが挙げられます。 だから強い肉食動物が多い場所では繁殖できないだけで、別に南極が好きな訳ではないのです。 割と色々な所に住んでいるんですよ。

ペンギンは陸上ではよちよち歩きで弱いから、エサは海で取ります。 塩分を濾して排出する塩類腺を持っているため、水分は海水から補給できます。 陸にも上がりますが、海での生活能力の方が高いです。

ケープペンギンの生態

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生息地

南アフリカのケープ地方周辺の沿岸付近に生息しています。 海で生活しますが、繁殖の際には陸に簡単な巣を作って子育てします。

普段の生活

海でエサを取るのであまり沿岸から離れません。 ただし繁殖期には少し内陸の方に営巣します。

肉食で魚、イカ、タコなどを食べます。

繁殖と成長

卵生で決まった繁殖期はなく通年繁殖が可能ですが、暑い1月に産卵する場合が多いです。 一度の産卵で2個の卵を産み、6週間で孵化します。

子育ては夫婦で行い、一方が海へエサを取りにいき、もう一方が卵を守ります。 子は3か月ほど親に子育てされた後に独立し、最初の1年を海で過ごします。 3~4年で成熟し、寿命は10年ほどです。

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