メジロ|目の周りが白いからメジロ

zosterops-japonicus
名称(学名)メジロ (Zosterops japonicus)
身体体長:12cm / 翼開長:18cm
生息地東アジア~東南アジアの林
食性雑食で花蜜・実・昆虫などを食べる

メジロの特徴

zosterops-japonicus

メジロは緑色の頭・背中と目の周りの白い丸が特徴です。 名前の由来も目の周りが白いからメジロとなっています。 体長は12cm程度とかなり小さな部類の鳥です。

雑食ですが特に花の蜜を好み、花に舌を入れて蜜を舐めている姿がよく見られます。 比較的人前に姿を見せる鳥なので、普段生活している中で見かけることもあるでしょう。

春を告げる鳥として親しまれ、梅や桜の木に止まるメジロは春の風物詩です。 花の蜜が大好きで、開花に合わせて移動するものもいます。

冬になるとあまり花は咲かなくなるので、木の実や芽、昆虫などを食べているようです。 人前にはあまり姿を見せなくなりますが、これは人の周辺にエサとなるものが少なくなるからです。

ミカンなどを半切りにして庭にでも置いておくと、冬でもメジロが舐めに来る姿を見れるかもしれません。 他の鳥が来てメジロが追いやられる結果になるかもしれませんが… メジロは体が小さいから、他の鳥とエサの取り合いになると負けてしまうようです。

メジロの生態

zosterops-japonicus

生息地

東アジア~東南アジアの林に生息しています。 広い範囲で見られる鳥で、日本でも全国で見られます。

暖かい場所を好み、北海道や本州北部は夏季のみ、以南では通年見ることができます。 人に対する警戒心が緩いため、人家近くに営巣することもあります。

普段の生活

昼行性で日中に採食し、夜は群れで固まって木の枝に留まって休みます。 雑食で果実や昆虫なども食べますが特に花の蜜を好み、メジロで受粉する花もあるほどです。

繁殖と成長

4~6月ごろに繁殖期を迎えると番で行動するようになります。 巣を作ってそこに3~5個の卵を産み、抱卵して10日ほどで孵化します。

孵化後は10日ほどで巣立ち、更に2~4週間後に独立します。 雛は1年で成熟し、寿命は3~4年ほどです。

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