カンムリキツネザル|頭に冠模様の付いたキツネザル

Eulemur coronatus
名称(学名)カンムリキツネザル (Eulemur coronatus)
身体体長:35cm / 体重:1.5kg
生息地マダガスカル島北部の森林
食性雑食

カンムリキツネザルの特徴

Eulemur coronatus

カンムリキツネザルはマダガスカル島に生息するキツネザルの一種で、額のオレンジのVマークがまるで冠のように見えることが名前の由来です。

マダガスカル島北部の森林で生活しており、険しく危険な岩場を横断することで知られています。 森林が岩場に点在していて、1箇所に定住できるほど食料が豊かではないため危険を冒して移動する必要があるのです。

ただ岩場が危険とは言ってもそれは人間や他の動物たちにとっての話であり、カンムリキツネザルにとっては庭のようなものですけどね。 カンムリキツネザルは手足の皮膚が厚いため岩場を飛び跳ねても平気なのです。しかし時々怪我をすることもあったりします。

カンムリキツネザルの生態

生息地

マダガスカル島北部の森林に生息し、5~10頭ほどの同性の群れで生活しています。

普段の生活

昼行性ですが夜に活動することもあります。 日中に点在する森林で採食を行い、夜は岩場の中央の安全な森林で休息します。

雑食で葉、果実、昆虫、爬虫類、鳥の卵などを食べます。

繁殖と成長

胎生で5~6月に繁殖期を迎え、4か月の妊娠期間を経て1子を出産します。 生後2週間は母親にしがみついて移動し、半年ほどで離乳します。

子は2年で成熟し、寿命は15年ほどです。

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