JavaScriptの配列

JavaScript

複数の変数の集合のことを配列といいます。まとまった変数を配列で管理することにより、データを整然と管理することができます。

JavaScriptの配列

配列の宣言

JavaScriptの配列は以下のように宣言します。nには配列の数を指定します。 なお配列番号はゼロから始まるので、nに5を宣言したら[0]~[4]が配列番号とります。

/配列宣言
var Array = new Array(n);
//配列への代入
Array[n] = '値';
//配列の使用例(文字出力)
document.write(Array[n]);

配列へ値を格納する

5つの配列を宣言→それぞれに値を格納→表示させる場合、以下のようになります。

/配列宣言
var sampleArray = new Array(5);
//配列への代入
sampleArray[0] = 'あ';
sampleArray[1] = 'か';
sampleArray[2] = 'さ';
sampleArray[3] = 'た';
sampleArray[4] = 'な';
for ( var i = 0; i <= 4 ; i++){
  document.write(sampleArray[i]);
}

実行結果

かさたな

配列への格納をループ処理で行う場合、このようになります。

/配列へ値を格納
var sampleArray = new Array(5);
for (var i=1 ; i<=5 ; i++){
  sampleArray[i-1] = i;
}

//配列の値を表示
for (var i=0 ; i<=4 ; i++){
  document.write(sampleArray [i] );
}

実行結果

2345

配列宣言時に値を格納する

配列宣言時に値を格納する事も可能です。 その場合はデータをカンマで区切って指定します。 この表記をリテラルといいます。

ar aGyou = ["あ","か","さ","た","な"];
var iGyou = ["い","き","し","ち","に"];
var uGyou = ["う","く","す","つ","ぬ"];
var eGyou = ["え","け","せ","て","ね"];
var oGyou = ["お","こ","そ","と","の"];

for ( var i = 0; i <= 4 ; i++){
  document.write(aGyou[i]);
  document.write(iGyou[i]);
  document.write(uGyou[i]);
  document.write(eGyou[i]);
  document.write(oGyou[i]);
}

実行結果

いうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねの

連想配列

添え字に半角英数字を使った配列を連想配列といいます。 これによりコードが示す内容を直感的に連想することができます。

例えばjinkou[i]の配列があったとして、jinkou[0]がどこの人口なのかはそこだけでは見当が付きません。 しかし連想配列でjinkou[‘hokkaidou’]とあれば「北海道の人口を示しているのだな」と連想することができます。

連想配列への格納と出力は以下のように行います。

ar jinkou = [];
//値の格納
jinkou['hokkaidou'] = 123456;
//値の出力
document.write(jinkou['hokkaidou']);

しかしプログラム一つに仕様書を全て書き込むならともかく、普通は連想配列なんて使いません。 こんなものもある程度に覚えておきましょう。

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