ウェブブラウザの基礎知識
ウェブブラウザとは
ウェブページを閲覧するアプリケーションソフトをウェブブラウザ(ブラウザ)と言います。 GoogleChromeやFireFoxが有名でしょうか。
ブラウザにはそれぞれ個性があり、人や用途によって使われているブラウザも様々です。 ここでは代表的なブラウザを紹介します。
代表的なブラウザの紹介
GoogleChrome
GoogleChromeはGoogle社が提供するブラウザで「Chrome(クローム)」と呼ばていれます。 現在世界で最も広く使われているブラウザです。
シンプル・高性能・高速が特徴で、Chrome Extensionを使って機能を拡張させる事もできます。 ウェブの開発環境としても優れており、初心者からエンジニアにまで幅広く使われています。
初心者にはとりあえずこれを入れておくのをお勧めします。
Microsoft Edge
Microsoft EdgeはMicrosoft社が提供するブラウザで「Edge(エッジ)」と呼ばれています。 windowsに標準インストールされているブラウザで、ブラウザに拘らない人はこれを使っていることも多いですね。
ブラウザに要求される標準的な機能は備わっていますし、性能だって悪くはありません。 しかし優れたブラウザと比べると見劣りする点もあってか、ヘビーユーザーが好んで使うことはあまりありません。
ただ手軽にネットを楽しむ分にはこれで十分です。 もしEdgeに不便を感じるようなら別のブラウザを試してみると良いでしょう。
InternetExploler
InternetExplolerはMicrosoft社が提供していたブラウザで「IE(アイイー)」と呼ばれています。 後継のMicrosoft Edgeが誕生したため、現在は主流ブラウザからは外れました。 しかし高い知名度がありwin10では2025年までサポートされるようなので、一応紹介しておきます。
IEはWindows8以前のwindowsに標準インストールされていたブラウザであり、一時は世界で最も使われているブラウザでした。 ヘビーユーザーによく馬鹿にされましたが、言うほど性能は悪くないです。
FireFox
FireFoxは非営利団体Mozilla Foundationが提供するブラウザで「火狐(ファイアフォックス)」と呼ばれています。 アドオンによる機能の拡張性に非常に優れており、特にヘビーユーザーから支持を得ています。オープンソースで開発され、バージョンアップのサイクルも非常に早いのも特徴です。
潜在力は高いですが使いこなすには手間もかかります。ライトユーザーならChromeの方が向いているのではないでしょうか。
Opera
OperaはOpera Software社が提供するブラウザで「Opera(オペラ)」と呼ばれています。 シンプルな画面と高速描写が特徴で、メーラーやRSSフィードなどの多彩な機能を標準搭載しています。
しかし近年は他のブラウザにも大よそ同じ機能が付いており速度もそう変わりません。 Chromeにお株を奪われた感があり、主流ブラウザとは言えなくなりつつあります。 使用者が少ないためハッカーに狙われにくい利点があるにはありますが…
safari
safariはApple社が提供するWebブラウザで「Safari(サファリ)」と呼ばれています。 Macに標準インストールされており、itunesなどApple社の提供するアプリとの親和性が高いです。Apple社製品の愛好家であれば使っておいて損はないでしょう。
ただ日本語サポートされていない機能が多く、英語ができないと使いこなすのは難しいかもしれません。 Apple好きなら入れてみるのも良いのではないでしょうか。
クロスブラウザ
各ブラウザは持っている機能も違えば、ブラウザ固有のCSSも違います。 Chromeでは上手く表示できるサイトだったとしても、Edgeで見るとレイアウトが崩れているかもしれません。
サイト制作者はなるべく全てのブラウザで閲覧可能なサイトを作らなければなりません。 特定のブラウザでしか見れないサイトは他ブラウザのユーザーを切り捨てることになりますからね。
どのブラウザでも同様にレイアウトや機能を保証している状態を「クロスブラウザ」と言います。 サイトを作る際にはクロスブラウザを心がけましょう。