カレーうどんとカレー南蛮の違い
ある日カレーうどんがおいしいと評判の店に入ると、カレーうどんがメニューにありませんでした。 代わりにメニューには「カレー南蛮」と書かれていました。
釈然としない思いでカレー南蛮を注文しましたが、見た目カレーうどんです。あ、味はおいしかったです。 しかしカレーうどんとカレー南蛮、いったい何が違うんでしょうか。
南蛮とは南蛮渡来の食材のこと
日本では西洋人のことを「南蛮人」と言っていました。 西洋のものを「南蛮渡来の」などと表現しますよね。 これは西洋人が東南アジアから日本(東アジア)に来たことに由来する表現です。
その南蛮渡来の品に「長ネギ」「唐辛子」「かぼちゃ」などがあります。 これらを使った料理を「○南蛮」と表現しているようです。
カレー南蛮に入っているのは長ネギ。つまりカレーうどんとカレー南蛮の違いは長ネギの有無という訳ですね。 ちなみにカレーうどんは長ネギではなく玉ねぎを使います。玉ねぎも思いっきり南蛮から入ってきていますが、そこは深く考えないことにしましょう。
ちなみにカレー南蛮って、必ずしもカレーうどんのことを指さないみたいですね。 「カレー南蛮うどん」や「カレー南蛮そば」など麺類まで書くのが正式みたいです。 私が食べた店には麺名が書いてなかったので、次に行った時にでも突っ込んでおきましょう。