オオアリクイ|1日に食べるアリは3万匹

myrmecophaga-tridactyla
名称オオアリクイ (Myrmecophaga tridactyla)
身体体長:100~120cm / 尾長:60~90cm / 体重:20~40kg
生息地南米のサバンナ、草原、沼地など
食性雑食

オオアリクイの特徴

オオアリクイはアリクイの中でも最大の種です。 体長1m~1m20cm、体重は20~40kgで長い尻尾を持っています。

アリを食べるのが名前の由来ですが、この巨体を維持するために1日に3万匹ものアリを食べています。

長い鼻で蟻塚を探して、見つけると前肢の爪で破壊し、60cmもある伸びる舌を蟻塚に突っ込みます。 舌はネバネバの唾液に覆われており、アリを簡単に絡めとって捕まえることができるのです。 そうやって毎秒3回出し入れできる舌でアリをペロペロ舐め取ります。

アリクイは哺乳類の中で唯一歯を持たず、口を大きく開けることもできません。 アリを食べることに特化した構造をしているんですね。

1つの蟻塚にはあまり長く留まらずに、1分ほど食事すると別の巣へ移動してしまいます。 1度の食事で根こそぎ食べてしまうとアリが少なくなってしまうので、あえて残すように食べているのです。 それにあまり長く1つの場所に長くいるとアリに反撃されて噛まれてしまいますからね。

オオアリクイは普段は穏やかですが、かなりの強さを誇る動物です。 肉食獣でもよほどの空腹でない限りはオオアリクイを食べようとはしません。

オオアリクイは危険を感じると後足で立ちあがって威嚇し、戦闘になると前足のカギヅメで攻撃して両腕で絞め殺します。 蟻塚の破壊に使っている両足の力は凄まじく、南米最強の生物ジャガーですらしばしば撃退されるほどです。

オオアリクイの生態

生息地

南米のサバンナ・草原、沼地などで単独で暮らしています。 特に縄張り意識などはなく、オオアリクイ同士が出会っても争いにはなりません。

普段の生活

基本的に昼行性で日中に採食活動を行い、夜は地面に窪みを掘って休息します。 体温が32~33℃と低いので、冷えると尻尾を巻き付けて体を温めます。

肉食寄りの雑食性で、主にアリやシロアリを食べる他、昆虫や果実なども食べます。

繁殖と成長

胎生で半年の妊娠期間を経て、1度に1子を出産します。 子は生後1か月で歩けるようになりますが、半年ほどは母親の背中に捕まって過ごします。

3年で成熟し、寿命は15年ほどです。

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