コンゴウフグ|黄色い体と頭のトゲが特徴のハコフグの仲間

lactoria-cornuta
名称(学名)コンゴウフグ (Lactoria cornuta)
身体体長:30~40cm
生息地太平洋西部~インド洋の浅い場所
食性肉食で底にいる生物を食べる

コンゴウフグの特徴

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コンゴウフグはハコフグの仲間で、黄色い体に頭と尻の辺りにあるトゲが特徴です。 名前はトゲが金剛杵(ヴァジュラ)というチベット仏教などで使われる法具に似ていることが由来です。

この出っ張りは成長とともに伸びますが、老いると逆に縮みます。 伸びっぱなしの動物が多い中でなんか新鮮ですね。

ハコフグはフグとは微妙に違う種で、フグ毒で有名なテトロドトキシンは持たず、膨れることもありません。 しかし代わりに固い皮膚とパリトキシン様毒を持って天敵から身を守っています。

興奮すると皮膚から粘着性の毒を出して周囲の生物を攻撃します。 結構強力で、同じ水槽の中に入れた他の魚が死んでしまうこともあるほどです。

体が硬く皮膚と肝臓に毒を持つため、食べられないフグとされています。 しかし独特な見た目でペットとして人気があり、一匹2000~5000円程度で売られています。 毒を出すので飼育難易度は高いようですが…

コンゴウフグの生態

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生息地

太平洋西部~インド洋の浅い場所に生息しており、岩陰やサンゴ礁などを拠点に活動しています。

普段の生活

サンゴや岩陰の周辺を漂っています。 肉食で海の底にいる生物を食べます。

繁殖と成長

卵生で数十個の卵を産みます。

2~3年で成熟し、寿命は3~5年ほどです。

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