アメリカワシミミズク|アメリカ最大のフクロウ
名称(学名) | アメリカワシミミズク (Bubo virginianus) |
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身体 | 体長:45~60cm / 翼開長:100~150cm |
生息地 | 南北アメリカの森林 |
食性 | 肉食で魚、昆虫、爬虫類、小動物を食べる |
アメリカワシミミズクの特徴
アメリカワシミミズクはアメリカに生息するフクロウ科の仲間で、その中でも最大の大きさです。 アメリカでは最も一般的な種で、北から南まで広く生息しています。
特徴として羽角が大きく、色は白地に黒の縞模様を持ちます。 ちなみに頭の上の羽角がピンと立っているフクロウをミミズクと呼びます。 それ以外はフクロウと大して変わりません。
一応渡り鳥で、北部のものは冬になると越冬のため南に渡りますが、南部のものは定住していて渡りません。 それなら南部にずっと住めばいいような気もしますが、そうするとエサが足りなくなるんでしょうね。
大きいだけあって獰猛で、ある程度までの大きさの動物なら何でも食べます。 強力なかぎ爪で獲物を掴んで樹上へと運び、大きな口で丸のみしてしまいます。
アメリカワシミミズクの生態
生息地
環境への適応能力が高く、南北アメリカに広く生息し、森林やその周辺で生活しています。 温暖な地方で生活し、冬になると北部に住むものは南部に渡りますが、温暖な地域にいるものは渡りをしません。
普段の生活
基本的に夜行性で夜に採食し、日中は安全な場所で休みます。
空中から獲物に襲い掛かって殺し、かぎ爪でがっちり掴んで安全な場所に運んでから食べます。 肉食で魚、昆虫、爬虫類、小動物、フクロウを含む鳥など割と何でも食べます。
繁殖と成長
3~4月に繁殖期を迎えると、木の洞、岩穴、樹上などに営巣します。 1~4個の卵を産み、メスが1月ほど抱卵して卵が孵化します。
2か月ほど夫婦で子育てをした後に独立し、3~4年ほどで成熟します。寿命は10~15年ほどです。