ホオジロカンムリヅル|冠羽と白いホオが特徴
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名称(学名) | ホオジロカンムリヅル (Balearica regulorum) |
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身体 | 体長:1~1.2m / 体重:3.5kg |
生息地 | アフリカ東部~南部の草原・平原・湿地 |
食性 | 雑食で虫、小動物、種子、果実などを食べる |
ホオジロカンムリヅルの特徴
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ホオジロカンムリヅルは冠のような冠羽が特徴のツルです。 近縁種で似た特徴を持つカンムリヅルとはホオの色で見分けることができ、カンムリヅルのホオが赤いのに対してホオジロカンムリヅルは名前の通りホオが白いです。
足の指が一本後ろ向きに生えているため、このサイズの鳥にしては珍しく木の枝に留まって休むことができます。 危険な肉食獣がひしめくアフリカのサバンナに生息していますが、夜はこの足で安全な木の上で休むのです。
ホオジロカンムリヅルの生態
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生息地
アフリカ東部~南部の草原・平原・湿地に生息しています。
普段の生活
昼行性で日中に採食し、夜間は樹上で休みます。 雑食で虫、小動物、種子、果実などを食べます。
繁殖と成長
卵生で繁殖期を迎えると肉食獣が嫌う湿地帯に営巣し、一度に2~5個の卵を産みます。 卵はオスとメスで交代して温め、1か月の抱卵期間を経て孵化します。
子は3か月ほどの子育て期間の後に独立し、2~3年で成熟します。寿命は50年ほどととても長生きです。