アカメアマガエル|赤い目をしたアマガエル

Agalychnis callidryas
名称(学名)アカメアマガエル (Agalychnis callidryas)
身体体長:4~6cm
生息地中南米の熱帯雨林
食性肉食

アカメアマガエルの特徴

Agalychnis callidryas

アカメアマガエルは名前の通り赤い目をしたアマガエルです。 形状は人々になじみの深いアマガエルですが、お腹の横や足の内側がカラフルな色彩をしているのが特徴です。 細かな色は個体ごとに結構違います。

一見すると毒を持っているような体色ですが無毒で無害です。 このカラフルな体は敵を驚かせるのに使います。

日中は葉の上で目を閉じて四肢を丸めてじっと縮こまっているのですが、その体制ではカラフルな部分が隠れるので一見すると緑色のカエルにしか見えません。 そうして普段は葉と同じ保護色になって外敵から身を隠しています。

そして敵に見つかってしまったら赤い目とカラフルな内側を見せて相手を驚かせ、怯ませた隙に逃げるのです。 ただの緑色のカエルがいきなりカラフルになったら驚きますよね。

この豊かな色彩からペットとしても人気があり、カエル好きがよく飼っています。 アカメアマガエルの飼い主は見に来た人を驚かせようとするのが特徴です。

アカメアマガエルの生態

Agalychnis callidryas

生息地

中南米の熱帯雨林に生息しています。 樹上性のカエルであり生涯の多くを葉の上で過ごします。

普段の生活

夜行性で日中は葉の上で丸まってじっとし、捕食者から見つかりにくくなると同時に体の乾燥を防ぎます。

肉食で小型の昆虫や爬虫類などの小動物を食べます。

繁殖と成長

卵生で水場の上にある葉にゼリー状の40~60個の卵塊を生みます。

1週間ほどで孵化するとオタマジャクシは水場に落ちてそこで生活を始めます。 更に3週間から1か月ほどで変態してカエルになります。

2~3年で成熟し、寿命は5年ほどです。

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