テングハギ|頭にツノの生えている魚

Naso unicornis
名称(学名)テングハギ (Naso unicornis)
身体体長:50~60cm
生息地太平洋~インド洋
食性雑食

テングハギの特徴

Naso unicornis

テングハギは頭部に特徴的なツノが生えているニザダイの仲間です。 突き出たツノ、それ以上に突き出た口、尻尾の上下に生えた長いトゲなどが特徴です。

この突起はツノ=ホネであり、皮を剥けば額に突起のある骨が出てきます。 ツノがまるでテングの鼻のように見えることからテングハギと名付けられました。 ちなみに英名ではユニコーンのツノに例えられてユニコーンフィッシュと呼ばれています。

ツノはオスとメスの両方に生え、稚魚にはありませんが成長に伴って段々と伸びていきます。 しかし何の役に立っているのかと言えばよく分かっていません。

ツノといえば戦いに使われる事が多いですが、テングハギは出っ張った口が邪魔でツノを攻撃に使えず攻撃の際にはトゲの付いた尻尾を使います。 謎の多いツノですが、動物特有の謎パーツが大きい方がモテる理論の対象になっていたりするのでしょうか?

特徴的なツノと表情が人気を博し、観賞魚としてよく飼われています。 小型の種も多いですが中には1mを超えるものもいるので、よく調べてから飼いましょう。

テングハギの生態

生息地

太平洋~インド洋の浅海に生息し、サンゴ礁や岩礁付近に小規模な群れで生活しています。

普段の生活

雑食でプランクトン、オキアミ、海藻などを食べます。

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