JavaScriptの条件分岐
条件によって処理を分岐させたい場合、条件分岐を使います。 JavaScriptの条件分岐にはif文とswitch文が用意されています。
if文
if文
条件に合致した場合のみ処理を実行する場合、if文を使います。
f(条件){処理;}
- 条件に当てはまる場合は処理を実行します
- 条件に当てはまらない場合は何もしません。
if~else文
true or falseで処理を分岐させる場合、if~else文を使います。
f(条件){
処理1;
}else{
処理2;
}
- 条件に当てはまる場合は処理1を実行します
- 条件に当てはまらない場合は処理2を実行します
if~else if ~else文
true or falseの組み合わせで処理を分岐させる場合、if~else if文を使います。 else if文は複数記述する事もできますが、条件が多くなる場合は後述のswitch文を使った方がスマートです。
f(条件1){
処理1;
}else if(条件2){
処理2;
}else{
処理3;
}
- 条件1に当てはまる場合は処理1を実行します
- 条件1に当てはまらず、条件2に当てはまる場合は処理2を実行します
- 全ての条件に当てはまらない場合は処理3を実行します
switch文
条件に対して値で処理を細かく分岐させる場合、switch文を使います。 switchに変数、caseに値を記述して値ごとに実行する処理を判定します。
or条件の場合はcaseを続けて書き、else条件の処理はdefaultに記述します。
witch(条件){
case 値1:
処理1;
break;
case 値2:
処理2;
break;
case 値3:
処理3;
break;
default :
処理4; //上記以外の場合に実行される処理
break;
}
上記にやたら「break;」と書いてあることが気になると思いますが、基本的に必ず書くようにしてください。 breakによって処理を終了するので、記述がないと以降の処理も継続して実行されます。
例えば上記の処理2の下にbreakがなかった場合、値2だった場合には処理2・処理3の二つが実行されます。 この仕様を利用してコードを圧縮することもできますが、あまりおススメできません。