捕獲すれば1億円!幻のUMAツチノコを探せ!

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私は兵庫県育ちでして、冬になると親に連れられて北西部にあるちくさ高原にスキーに行くことがありました。 ある日ちくさ高原のある千種町(現:宍粟市)では「ツチノコを捕獲すれば2億円」キャンペーンを自治体が行っていることを知り、スキー板をほっぽり出してツチノコを探していました。

ツチノコは兵庫県以外でも様々な自治体で懸賞金がかけています。 100万円の設定をしているところが多いですが中には1億なんてところもあるので、見つけることができれば大金持ちになれるかもしれませんよ。

ツチノコとは

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ツチノコとは胴が太いヘビのような見た目の未確認生物(UMA)でその存在は日本各地で伝説となっており、伝承にある妖怪「野槌」と同一視されることもあります。 つちのこの目撃談の多い岐阜県東白川村には「つちのこ神社」なるものまで存在します。(建立は平成元年ですが)

UMAと聞くとネッシーや雪男のような想像上の怪物のように聞こえますが、シーラカンスのようにかつてはUMAとされていたのに実は存在していたものもいます。 ツチノコ発見にもチャンスはあるかもしれません。

見た目は太いヘビのようであり、ヘビが獲物を丸呑みして消化中の姿をツチノコと見まがう人は多いです。 そんなヘビとツチノコの決定的な違いは、ツチノコの持つ常識外れの運動能力にあります。

つちのこは身体能力が極めて高く、尾を口に咥えて丸くなって高速で転がったり、尺取虫のような動きで高速移動したりすることが可能だそうです。 また2mとも10mとも言われる高いジャンプ力を有しており、悠々と人を飛び越えていったなどの話もしばしばされます。

古来から日本各地で目撃談があり、中にはツチノコの死体を捕獲したという証言もあります。 しかしツチノコの死体は時間が経つと煙のように立ち消えてしまったそうです。(アメリカで宇宙人捕まえた人と同じこと言ってますね…)

このツチノコはかつて一大ブームが巻き起こり、自治体が捕獲した人に懸賞金を出すと言い出すまでになりました。 しかもその額が割ととんでもなく高額で「生け捕りなら3億出す」なんて自治体もあったのです。

ツチノコは自治体から懸賞金をかけられている!

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ツチノコは捕獲には様々な自治体や団体から懸賞金がかけられています。

今最も力を入れている自治体は新潟県の糸魚川市でしょうか。生け捕りなら1億、写真でも10~100万とどうせ存在しないからと気前の良い設定がされています。 特設サイトも作られており、2017年にもつちのこ探検隊ツアーが組まれていたほどです。興味のある方は下のリンクからどうぞ。

しかしかつては糸魚川市よりも高額の懸賞金をかけていた自治体がありました。 それがかつて兵庫県に存在した「千種町」です。なお現在は市町村合併で宍粟市に編入されてしまい、つちのこの扱いもどうなっているのか不明です。

千種町がつちのこにかけていた懸賞金はその額なんと3億円、死体でも1億円出すと、他の自治体と比べてもとんでもない高額賞金が設定がされていました。 これと言った財源もない小さな町なのに見つかったらどうするつもりだったんでしょうか。

まあ千種町はなくなってしまったので3億出るかは分かりませんが、糸魚川市は2017年になっても1億貰えるし来年も探検ツアーが組まれるようです。 興味のある方は是非探してみてください。

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