チョウチンアンコウ:頭の上に光る提灯を付けたアンコウ

himantolophus-groenlandicus
名称チョウチンアンコウ (Himantolophus groenlandicus)
身体体長:4~60cm (オスは小さくメスは大きい)
生息地世界中の深海
食性肉食で魚などを食べる

チョウチンアンコウの特徴

himantolophus-groenlandicus

チョウチンアンコウは頭の上に光る提灯のような発光器官を持つアンコウの仲間です。 ただし一般的にイメージされるチョウチンアンコウはメスの姿で、オスはメスと比べてとても小さく発光器官も持ちません。

頭に付いている提灯が発光するのは発光物質を噴出しているからで、これで小魚の興味を惹いておびき寄せたり目をくらませたりします。 そうしてまんまと近くまで来た魚を、その大きな口で丸のみにして食べてしまうのです。

チョウチンアンコウと言えばオスがメスに寄生してだんだん吸収されていくことで有名ですが、それはミツクリエナガチョウチンアンコウなど一部の習性であって全部ではありません。

本種のオスは独立して生活し、チョウチンアンコウの中では大き目の4cmほどの体長を誇ります。 メスの1/10以下ですが、これでも大きい方なんですよ・・・

水深200~800mを生活圏としている深海魚で、寒帯~熱帯まで世界中の海で生活しています。 チョウチンアンコウは160種にも上り、割とバリエーション豊かなのです。

チョウチンアンコウの生態

himantolophus-groenlandicus

生息地

熱帯~北極海まで幅広く世界中に生息しています。 水深200~800m付近で生活することが多いです。

普段の生活

あまり泳ぎ回らず、待ち伏せして獲物を捕まえます。 肉食で小魚などの魚を食べます。稀に胃の中から鳥が出てきたなんて話もありますが・・・

繁殖と成長

卵生で夏頃に繁殖期を迎えます。 一度に数万~数百万個もの卵を産み、卵は海面まで浮かんでいきます。

孵化すると稚魚はプランクトンを食べて育ち、成長しながら深海へと降りていきます。 寿命は10年程度と考えられています。

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