小林一三の名言
小林一三は日本の実業家です。
阪急電鉄、阪急百貨店、宝塚歌劇団などの創業者であり、鉄道を敷いて沿線を開発して人口を増やし需要を作るという私鉄経営ビジネスモデルの創始者として知られています。
名言一覧
なすべきことをなそうと決心せよ。いったん決心したことは必ず実行に移せ。
やることを決めたら、後は実行するだけです。
議論は手段であって目的でない、目的は実行にある
議論のための議論は無意味です
世の中へ出るのは、つまり自分の思うようにならないということを経験する為である。
世の中は想像以上に自分の思うようになりません。
世の中は変わる。非常な勢いで変わっていくから、どう変わるかを早く見通して、それに適応して行った人間が勝ちである。
時代に適応できなかった人間は落伍者となるので、時代の趨勢を読み間違えないようにしましょう。
過去において成功したような性格、能力が必ずしも今日成功するとは限らない。今日成功する人が明日成功するとも断言は出来ない。
今までのことよりも、これからのことを考えましょう。
素人だからこそ、玄人にはわからない商機がわかる。
玄人だからこそ分かることの方が多いですが、素人だからこそ気付くこともあります
しくじっても咎めない。しくじった人にもどしどし仕事をさせる。しくじったからといって、その人に仕事をやらせないのは、そのしくじっただけの経験を捨てることで損な話である。
失敗を積み重ねて人は成長します。
「賢そうな馬鹿」は他人の偉さを知らないのである。他人の美点長所を見ようという気持ちが全くない。自分の説がよいと早呑込みをしている人である。お互いに戒心したいものである。
「他人が自分と意見が違うのは、他人が物を知らないからだ」と思い込んでそうな人、ネットに沢山いますよね…
青年よ、独立せよ。大会社にあこがれるな。商売はいくらでもある。仕事はどこにでもある。
大会社は良い所ですが、皆が皆そこを目指すのもどうなんだろうという気はします。
将来の志は常に高く持ちなさい。そして日々の足元のことをしっかりとやり遂げることこそが、その志に到達する最も近道なのだ。
志は高く、ハードルはほんの少しだけ高く。
経営者に必要なのは、着手するときの決断、それに撤収するときの決断である。
前者の判断ができる経営者は少なく、後者の判断ができる経営者は更に少ないです。
人に頼り、人に期待するのが一番いけない
人を頼ることはあっても、期待することはないようにしましょう
己を捨てて人の夢に働くのが却って向上、昇進の近道である。
立身出世が目的であれば、変な拘りは持たない方が楽でしょう
自分の長所を磨くことを忘れて、無理からに常識にのみよる行動をとる若い平凡人が多すぎて困る。
常識的な行動が最悪の選択であることはほとんどありませんが、最高の選択であることもほとんどありません
百歩先の見える者は狂人扱いされる。五十歩先の見える者は多くは犠牲者となる。十歩先の見える者が成功者である。現在が見えぬのは落伍者である。
ほんの少し先を見ることが成功の秘訣であり、現在を見ないことが失敗の秘訣です。
成功の道は信用を得ることである。どんなに才能や手腕があっても、平凡なことを忠実に実行できないような若者は将来の見込みはない。
つまらない仕事だからと手を抜く人間に、大きな仕事が任せられるはずはありません。
金がないから何もできなという人間は、金があっても何もできない人間である
なければないなりに出来ることもあるはずですが、それで何もしないのは結局やる気がないのです
清く、正しく、美しく
小林一三が宝塚歌劇団に残した遺訓であり、劇団のモットーとなっています。