ユリウス・カエサルの名言
ユリウス・カエサルは古代ローマ帝国の軍人・政治家です。
ガリアを征服して力を蓄え、ローマのライバルを蹴散らし、共和制のローマにて終身独裁官に就任しローマの指導者にまで上り詰めました。
名言一覧
ローマで二番になるより、村で一番になりたい
大きな組織の二番手以降と小さな組織の一番、どちらになりたいでしょうか
来た、見た、勝った
カエサルがゼラの戦いでの勝利をローマに報告する手紙に書かれていた内容です。明瞭簡潔を好むカエサルらしい文章として知られています
人間は噂の奴隷で、しかも自分で色をつけて信じてしまう
情報の伝達が昔とは比べ物にならないほど発達した現代においてなお、人は噂に自分の色を付けて信じるままです
善意から始まったことでも、時が経てばそうではなくなる
善意の行動を初心のまま継続させるのはとても難しいことです
苦境は友を敵に変える
苦境はそれまでの友情や愛情を吹き飛ばしてしまうことがあります
率先して死のうとする男を探すのは、苦難に耐える男を探すより簡単だ
苦難に耐えて生きるのは、死ぬよりも辛く難しいことです
私は助言を愛す、しかし助言者を憎む
耳に痛い助言は役に立ちますが、それを言った助言者が恨まれることもあります。助言する際には恨まれないよう気を付けましょう。
人は自分が望むものを信じる
自分が望まないことは証拠を突き付けられても信じず、自分が望むことは根拠がなくても信じる。それが人の性質のようです。
ブルータス、お前もか…
カエサルの腹心ブルータスまでもが反乱に加わっていたを故事に由来する言葉です。なおこのwordingはシェイクスピアの著作によるもので、カエサル本人がこう言ったかは定かではありません