タスマニアデビル|黒くて不気味な鳴き声から悪魔の使いとされてた

Sarcophilus harrisii
名称タスマニアデビル (Sarcophilus harrisii)
身体体長:50~60cm / 体重:10kg
生息地オーストラリアのタスマニア島
食性肉食

タスマニアデビルの特徴

Sarcophilus harrisii

タスマニアデビルはおどろおどろしい名前の付いた黒い体の有袋類です。 見た目は小柄で可愛いクマのようですが、デビルなんて名前が付いたのは特徴的で恐ろしい鳴き声に由来します。

タスマニアデビルは夜行性であり、夜中に恐ろしい声で鳴きます。 まるでタスマニアの悪魔の鳴き声のように思えたことから、タスマニアデビルという名前が付けられた訳です。

体長は50~60cmほどですが、実は肉食の有袋類としては世界最大の大きさを誇ります。 まあ有袋類なんてほとんどがオーストラリアにしかいない珍しい種ですけどね。

人の家畜を襲っていると考えられて駆除されていた事もありますが、タスマニアデビルの生態が明らかになるにつれ被害は微々たるものだったと分かりました。 そのせいで絶滅寸前まで数を減らしましたが、今では保護活動によりやや数を増やしています。

タスマニアデビルの生態

Sarcophilus harrisii

生息地

オーストラリアのタスマニア島に生息しています。 繁殖期以外は縄張りを持って単独で生活していますが、縄張り意識はやや緩く複数の個体で共有しています。

普段の生活

夜行性で日中は穴や草陰で休息し、夜に採食活動を行います。 肉食で自分より小型の哺乳類、鳥類、爬虫類、昆虫などを捕食することもありますが、主に死肉を好んで食べます。

繁殖と成長

胎生で3月に繁殖期を迎えるとオス同士がメスを巡って争いを始めます。 オスは穴を掘って営巣してメスを閉じ込めて強引に繁殖活動を行うという、なんだかアレな習性を持っています。 その後数日はオスが主導権を持ってメスを従わせますが、その後はメスがオスを追い出してしまいます。

有袋類は胎盤の機能が低いため一般的な哺乳類のように胎内で育てることができず、未熟な子を袋の中で育てる傾向があります。 タスマニアデビルも一度に20~40もの子を出産しますが総じて未熟です。 しかしタスマニアデビルの乳首は4つしかなく、一度に育てられるのも最大で4匹までです。 産まれた中で最も大きく力強い4匹が乳首を占有して育つことができます。

授乳しながら大きくなり4か月で袋の外に出て、母親に育てられながら生後9か月ほどで独り立ちします。 子は2年で成熟して寿命は3~4年ほどです。飼育下では6~7年ほど生きます。

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