ジンベエザメ|主食はプランクトンや小魚です
名称(学名) | ジンベエザメ (Rhincodon typus) |
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身体 | 体長:6m |
生息地 | 温帯~熱帯の海 |
食性 | 肉食でプランクトン・オキアミ・小魚などを食べる |
ジンベエザメの特徴
ジンベエザメは魚の中で最大の大きさを誇ります。 (ちなみにサメは立派な魚です。) 現在見つかっている中では体長13m、幅1.5m、体重20tもの大きさの個体が発見されています。
その巨大な体で恐ろしい生物に見えますが、主食はプランクトンや小魚です。 性格も温厚なため人にとっては危険な生物ではなく、ダイバーが一緒に泳ぐこともできます。
斑点模様の皮膚が特徴で、個体ごとに違う模様になっています。 皮膚は分厚く丈夫で、天敵はほとんど存在しません。 ただし時々シャチに襲われて食べられることがあるようです。
ジンベエザメはその周りに魚やサメを従えているように見えることがあります。 これは巨大なジンベエザメの周りに集まって身を守りつつ、ジンベエザメの食べ残しを貰うためと言われています。 更にその周囲の小魚を狙ってマグロなどの大型の魚が回遊することもあり、魚が沢山集まることがあります。 そんな経緯でジンベエザメは豊漁の象徴として見られています。
ジンベエザメの生態
生息地
ジンベエザメは温帯~熱帯の海に生息しています。 普段は単独で生活していますが、エサの豊富な場所があると数十~数百匹が集まり群れのように見えることがあります。
普段の生活
ジンベエザメはプランクトンの多い海面付近を漂い、時速5km~15km程度で悠遊と泳ぎながらエサを食べます。 食事はプランクトン・小魚・海藻などを海水ごと飲み込んで、口の中でこしてエサだけ選別して食べ、海水は吐き出します。
繁殖と成長
ジンベエザメは魚ですが胎生で、数年に一度1子を出産します。 子は出産時は40~60cmの大きさで、30年ほどで成熟します。
寿命は100年以上と言われていますがよく分かっていません。 飼育が難しく、水族館などで飼われているものは基本的に短命です。