シチメンチョウ|キジ科最大の鳥
名称(学名) | シチメンチョウ (Meleagris gallopavo) |
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身体 | 体長:60~120cm / 体重:6~9kg |
生息地 | アメリカ合衆国東部の森林 |
食性 | 雑食で果実、種子、昆虫、小動物などを食べる |
シチメンチョウの特徴
シチメンチョウは体長が1.2mにも達する、キジ科最大の大きさを誇る鳥です。 結構足も早く時速30kmぐらいで走れますが、多少は飛び上がれても一般的な鳥のように空は飛べません。
シチメンチョウは首から上に毛が生えておらず地肌がむき出しなのですが、興奮すると顔色が青くなったり赤くなったりします。 まるで百面相のように顔を変えるからシチメンチョウと名付けられました。(※七面七色に変わる訳ではありません)
七面鳥撃ちなんて言葉がありますが、七面鳥(というかキジ全般)はとても簡単に狩猟が可能です。 天敵から身を守るために体を大きく進化させましたが、その代償に飛行能力を失い動きも俊敏とは言えません。 それが小規模ながらも群れで生活しているので、猟師からすると良い的なのです。
シチメンチョウは生息地のアメリカでは縁起物とされ、感謝祭やクリスマスなどのイベントの際によく振舞われます。 日本では見かけるのはクリスマスぐらいでしかも高いですが、アメリカでは身近な食材としても愛されておりお値段もお手頃です。
シチメンチョウの生態
生息地
アメリカ合衆国中部~東部の開けた森林に生息し、小規模な群れで生活しています。 繁殖期にはオス1羽と複数のメス、子育て時は家族単位、普段はオスとメスが別々に群れを形成します。
普段の生活
草食寄りの雑食で果実、種子などのほか昆虫や小動物も食べます。
繁殖と成長
卵生で春に繁殖期を迎え、営巣して1度に8~16個の卵を産みます。 1か月の抱卵期間を経て孵化し、母親が子育てを行います。
子は1年で成熟し、寿命は3~4年です。