カワラバト|そこら中で見かける人間の隣にいるハト
名称(学名) | カワラバト (Columba livia) |
---|---|
身体 | 体長:30~35cm / 体重:300~350g |
生息地 | ヨーロッパ、中央アジア、北アフリカ原産で、世界中に広く生息 |
食性 | 草食寄りの雑食で、雑草、種子、穀物、果実、昆虫などを食べる |
カワラバトの特徴
日本にはいくつかのハトが生息していますが、その中でもカワラバトは最もよく見かけるハトです。 よく見かけるのは画像のような色のものですが、全身白、全身黒、白や黒がメッシュのように入っているものなども稀にいます。
ハトを見かけたと思ったら大抵はこのハトでしょう。別名ドバトとも呼ばれます。 野生のものはカワラバト、家禽または家禽が野生化したものをドバトという区別がされることもありますが、どちらにせよ同じ種を指しています。
公園や郊外はもちろん、駅などの人が集まるような場所ですら普通に生活しています。 人の住む側で生活することが多く、本当の意味で野生のものはあまりいません。
原産地はヨーロッパ~中央アジアと考えられていますが、家禽として世界中に広まり、日本にも奈良時代の頃に入ってきたようです。 食肉用の他、伝書バトとしても本種はよく使われていました。
実は雑菌の温床で「空飛ぶネズミ」なんて言われています。 まあ野良動物なんてそんなもんですね。
カワラバトの生態
生息地
原産はヨーロッパ~中央アジアで、草原や平原などに生息しており、河原や農耕地などに多いです。 家禽として世界中に広まり、それがまた野生化したりして世界中でその姿を見ることができます。
普段の生活
昼行性で日中に採食し、夜は物陰や建築物の下などで休みます。 草食寄りの雑食で、雑草、穀物、果実、種子、昆虫などを食べます。
繁殖と成長
特に決まった繁殖期はなく年中繁殖が可能で、年に何度も産卵することができます。 1度の産卵で2個の卵を産み、卵は3週間ほどで孵化します。
子は1月ほどピジョンミルクを与えられながら育てられ、その後独立します。 半年で成熟し、寿命はおよそ6年です。