カワセミ|青い体に長いクチバシ
名称(学名) | カワセミ (Alcedo atthis) |
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身体 | 体長:17~20cm |
生息地 | ヨーロッパ、アフリカ、アジアに広く生息 |
食性 | 肉食で魚や昆虫などを食べる |
カワセミの特徴
カワセミの名前の由来は「川の青土」で、文字通り川などの水辺に住む青い鳥です。 長いクチバシと青い体が特徴で、一目でカワセミだと分かります。
特徴的な青色をしているのは、ナワバリを持ち他のカワセミに自分の存在を知らせるためと考えられています。 その美しい姿から「渓流の宝石」とも呼ばれて清流に住んでいるイメージがありますが、汚い水辺でもたくましく生きています。
魚を採る能力に長け、枝に留まって獲物を探して、見つけるとダイビングして水中の魚を捕らえることもできます。 魚の他にも水辺の小動物なら割となんでもよく食べます。
カワセミの生態
生息地
ヨーロッパ、アフリカ、アジアなどに広く生息しています。 日本においては北海道では夏鳥、本州以南では通年見ることができます。
普段は川や湖などの水辺近くで単独で生活しています。
普段の生活
「カワ」セミの名前に違わず、川などの水場で採食することが多いです。 肉食で水に潜って魚を捕まえることもできます。魚の他にも昆虫や爬虫類など何でも食べます。
日中に活動し、夜は枝などに留まって休みます。
繁殖と成長
3~8月頃に繁殖期を迎え、つがいで行動するようになります。 土の崖に横穴を掘って営巣し、そこに3~7個の卵を産みます。
3週間ほど抱卵して孵化し、3週間ほどの給餌期間を経て巣立ち、更に1か月ほどで独立します。 1年で成熟し、寿命は7年ほどです。